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ブライダルベールでグランドカバーする方法とは?春から秋に挿し木するだけ

新芽の画像 育てる

ブライダルベールは、吊り鉢に植え観葉植物として楽しむのが一般的ですが、挿し木で簡単に増やせるので、グランドカバーとしても育てられます。

つる性の茎を低く伸ばして成長し、日当たりが良く多少の肥料さえあれば、春から秋にかけて白い小さな花を次々と咲かせてくれます。

今回は初心者にも育てやすいブライダルベールを、グランドカバーとして仕上げる方法をご紹介します。

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ブライダルベールでグランドカバーする方法

ブライダルベールは、根元からジグザグに枝を伸ばし、表が濃い緑色、裏は紫がさし色となる葉、春~秋にかけて白い小花を咲かせ、庭のアクセントになります。

土に触れるとそこから根を生やし、さらに伸びて新芽を出すので、少しくらい踏みつけられても、放ったらかし状態でも大丈夫。ただし、伸びすぎることもあるので、メインの草花をお手入れするついでに、時々は切り戻してあげてください。

グランドカバーをはじめる時期

なんと言っても春が一番。

ライダルベールは気温が5℃以下になると弱るため、植え付け・挿し木に適した季節は春~秋。温暖な地域でも日本の冬を越すことはできませんから、グランドカバーをはじめるなら5月頃が良いでしょう。

「え?せっかく育てても冬には枯れちゃうの?」と思われるかもしれませんが・・・でも大丈夫。後で対処法も紹介しますね。

植えつけ方法

ブライダルベールは茎がどんどん伸び、土に触れると根を生やすため、50cm以上の間隔で植えつけると込み合わなくなります。

鉢植えの株があるなら、2~3株づつハサミや手で分け、庭の隙間に植えてあげましょう。土が硬いようなら少しほぐして、市販の観葉植物用の培養土を混ぜると簡単に根付きますよ。

挿し木にするなら、5~8cmくらいの茎を用意し、2~4本づつ土に挿していきます。不安な時は、十分根を生やしてから植えつけてみてください。

肥料と管理は?

ブライダルベールは日当たりと、水はけのよい土を好みます。また肥料が足りないと成長が鈍り、花つき悪くなるので、4月~10月にかけては月に1度のペースで液肥を与えると元気に育ちます。

とは言っても、神経質になることなく、時々メインとなる草花に肥料をあげるついでに、残った液肥をブライダルベールに与える程度で大丈夫。


冬になったらどうなる?

ブライダルベールは観葉植物の中では、寒さに強いほうですが5℃以下になると弱って、枯れてしまいます。ですが枯れた葉も、そのまま根を保温するために残しておくと・・・案外春になるとまた新芽が出ることがあります。

ですが、霜にあたって根っこまでダメになることもあるので、元株は大事に育てておきましょう。春~秋にかけて、大量に増やしておくのも1つの手段かもしれませんよ。

グランドカバーのメリット・デメリット

地植えで草花を育てると、どうしても隙間ができどこからともなく雑草が・・・なんて経験、ありませんか?そんな悩みを解決してくれるのが、『グランドカバー』。雑草が生えにくくなり、お庭のアクセントにもなりますね。

とは言え、イイことばかりではありません。ここではグランドカバーのメリットとデメリットをまとめてみました。

グランドカバーのデメリットは?

例えば「ミント」
ハーブの中ではポピュラーな品種ですが、繁殖力が旺盛でメインの植物をも追い払ってしまうほどの勢いがあります。グランドカバーとして育てるなら、ところどころをレンガで区切るなど、他の植物に影響を与えないよう植えることがポイントです。

「ギボウシ」は葉の形や色も様々で、初夏から夏にかけては花を咲かせ、清涼感を演出する多年草。日本では野生種が多数分布して、生育環境も色々ですが、冬になると地上部の葉は枯れてしまので、また隙間ができることを覚えておきましょう。(根っこは残る)

蕎麦の花に似た、白やピンクの花を咲かせる「ヒメツルソバ」。
暑さ寒さに乾燥にも強く、地面を這うように成長するのでブランドカバーとしては最適ですが・・・繁殖力が野生化してどこにでも自生するため、増えすぎ注意です。

メリットいっぱい

草花の隙間を埋めてくれるグランドカバーは、お庭のアクセントになるだけでなく、他にもいくつかのメリットがあります。

●厄介な雑草が生えにくくなる
土がむき出しになっていると、雑草が生えやすくなります。ですが、先にグランドカバーしておくと、雑草が生えにくくなり、たとえ生えたとしても雑草を追い払うほどの繁殖力がある植物もあります。

●手間がかからない
グランドカバーに常緑の植物を選べば、水やりさえすれば植えっぱなしで大丈夫。手間がかからないうえ見映えも良くなり、庭と調和するように。

●スペースのロスがなくなる
ガーデニングが好きな人は、庭中を植物で埋め尽くしたい!そんな夢を叶えてくれるのがグランドカバー。
踏まれても、日陰でも育つ植物を選べば、日陰や半日陰のスペースでも育てられ、庭一面を緑で埋め尽くすことも可能ですね。


グランドカバーするのに相性の良い植物

今回はブライダルベールをメインにご紹介しましたが、他にもグランドカバーにオススメな植物はたくさんあります。

観賞葉では

●アイビー
冬の寒さにも強い植物で、花は咲かないものの、グレーやライトグリーン、マーグル模様などもあり、葉色で変化を持たせるのも楽しいかもしれません。

●ハツユキカズラ
日陰でも育つ耐陰性と湿った土壌にもへこたれない、育てやすい植物。新芽はピンク色や白く染まり、その姿が降り始めの雪のよう・・・
あまり暗すぎる場所では、新芽が発色せず緑一色になるため、半日陰くらいの場所で育てるのがポイントです。

●セダム
500種類以上の品種のあるセダム、中には枝が垂れ下がるものや、ぷっくりとしたものなど、葉の形や大きさ、花の色も色とりどり。秋から冬にかけて紅葉も楽しめる植物です。

花も楽しみたいなら

●シバザクラ
日光が大好きな植物なので、日当たりの良い場所にはシバザクラがオススメ。根を伸ばしながら成長し、春にはパステルカラーの花が咲き、夏になると地面を覆うほど成長していきます。面倒な管理も不要で、プランターでも簡単に育てられます。

●マツバギク
這うように成長し、春から秋にかけて次々と花を咲かせます。その姿が「キク」に似ていることから「マツバギク」と名付けられましたが、南アフリカ原産の多肉植物で常緑種です。

●アジュガ
暑さ寒さに強いシソ科の草花、子株をつけたランナーが伸び、日陰でもよく繁殖します。春になると花径を直立させて、ヒヤシンスのように白や紫の小花を咲かせます。丈夫でグランドカバーにうってつけですが、繁殖力が強いため子株をつけ始めたら、ある程度お手入れする必要があるかもしれません。

まとめ

ブライダルベールは繁殖力が強いため、グランドカバーに使うと雑草が生えにくくなり、庭のアクセントになって便利な植物です。

またグランドカバーには、

グランドカバーはいわゆる隙間を埋めるのが目的で、メインの草花の『脇役』ですが、観葉植物や宿根草なども相性が良いので、色々試してみるのも楽しいですね。あまり手間のかからない植物を選んで、「枯れても大丈夫」くらいの、軽い気持ちではじめてみてはいかがでしょうか?

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