育てる

秋冬野菜の種まきは夏の暑い盛りが適期で、時期が遅れると大きく育たないことがあります。ですが秋冬野菜の中でも早生品種・ミニ品種・耐寒性のある品種を選べば、遅まきでも十分栽培できます。また、栽培適温を下回る前に、織布で「掛け布団」して保温すると効果的で霜対策もできます。

ここではサツマイモ栽培のポイントを解説しています。サツマイモの根付きを良くするには、栄養分の少ない土に3日ほど干した苗を植えつけ土を踏み固めると活着が良くなります。また大きさを揃えるなら、4～5節土に埋まるよう水平に植えつけると良いでしょう。

人参は水を好むセリ科の野菜なので、特に種まきから本葉が3枚出るまでは湿り気が大事です。また、肥料の与えすぎや土に障害物があると又根になる原因になります。人参は発芽が難しいといわれるため、多めに種まきし徐々に間引きして株間を広げてあげるとよく育ち、柔らかくてみずみずしく育てることができます。

オクラは低温に弱いため、種まきと移植のタイミングが合わないと成長が鈍化したり、大きくなる前に害虫被害に合いやすくなります。またオクラは「直根タイプ」なので移植は苦手なため直播きするのがおすすめです。オクラにアリが群がるときはワカメの煮汁で撃退し、フノリ液でアブラムシを退治しましょう。

甘長トウガラシの実が変色するのは、実を守るための防衛反応で病気ではありません。また、甘さが特徴の字が辛くなるのは、生育中のストレスや近くに辛い品種のトウガラシを栽培していて交雑したのが原因かもしれません。ここでは、甘長トウガラシの実が変色する・辛くなる原因と対策を解説します。

枝豆栽培で実がつかない原因は、水はけが悪い・種まきのタイミングがあってない・窒素肥料・水不足などがあります。またサヤに実が入らないのは、肥料過多・水の吸い上げが悪い・カメムシなどが原因かもしれません。ここでは、枝豆に実をつけしっかり太らせる方法を分かりやすく解説しています。

ナスがかたくてまずくなる原因は、水不足と受粉不良の可能性があります。また茶色いカサブタができるのは、風によって傷がついたり虫が食害した跡が原因ですが、しっかり対策することで、美味しくてきれいなナスを育てることができますよ。

甘いトマトを家庭菜園で育てるにはいくつかのポイントがあります。おもなコツとして、水やりを控える・元肥に米ぬかを加える・エダマメと一緒に育てる・品種選び。また苗から育てる場合は、茎が太く節間が短く葉がのびのび開いてるものを選びましょう。

トウモロコシは「肥料食いの王様」といわれるほど肥料を欲しがる植物のため、大きめの容器で育てると根があって実を充実させることができます。また雄花と雌花別々につき成長タイミングも違うため種まきのタイミングをずらして、1度に3～4株以上育てると確実に受粉できます。

小玉スイカは畑がなくても、標準サイズのプランターでも栽培が可能です。ただし収穫量は土の量に左右され、土量が多い栽培容器を使っても1株2果までですが、日当たりが良ければ省スペースでも育てられます。また、家庭菜園初心者なら市販の接木苗から始めるのがおすすめです。

メロン栽培では子ヅルを2本伸ばし1本に1果受粉させるため、1株で2個のみの収穫です。作業工程が多く手間がかかりますがプランターでも栽培が可能で、動揺の育て方でプリンスメロンやマクワウリにも挑戦できます。