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ミニ白菜が結球しないときの応急処置は?速効性のある液肥を与える

新芽の画像 育てる

ミニ白菜の栽培で「結球しない(葉が巻かない)」ときは、速効性のある液体肥料を与えると、結球を促せるかもしれません。

白菜が結球しない原因は、おもに2つ。

  • 種まきの時期が遅かった
  • 外葉が十分に成長してない

種まきが遅かったときは、どうしようもありません。

ですが、外葉が十分に成長してない場合は、速効性のある液体肥料を与えることで、結球に間に合うかもしれません。

ここでは「ミニ白菜が結球しない」ときの対処法と、原因について解説しています。

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ミニ白菜が結球しないときは、液体肥料を薄めて応急処置してみよう

ミニ白菜の苗づくりの画像

「ミニ白菜の葉が出揃ったのに、なかなか結球しない」。

そんなときは、液体肥料を規定通りに薄め3日~2週間に1度、水やりの代りに与えて様子を見ます。

全般的に白菜は、葉物野菜の中でも肥料と水分が多めにいる野菜で、特に葉が立ち巻き始めるころから、十分な水やりが必要です。

小さなミニ白菜でも肥料を欲しがるので、結球しないのは体力不足かもしれません。なので、速効性のある液体肥料を施すことで水分補給にもなり、効果が出やすいのです。

また、ミニ白菜の栽培期間は45日~と短いため、元肥だけでも収穫できますが、「プランターと培養土」で育てる時は追肥が必要です。というのも、「元肥入り」の培養土は一定期間(1~2ヵ月)を過ぎると、肥料の効果が落ちてくるからです。

さらにミニ白菜は、株間を狭くして育てることができるので、密に植えると肥料切れを起こしやすくなります。すると、外葉が十分に育たず結球もしなくなるので、液体肥料を定期的に与えておくと良いでしょう。

とはいえ、気温が15℃を下回ると結球しないので、早めの対策が必要です。

ミニ白菜の詳しい育て方はこちらを参考に

⇒「ミニ白菜の種まき時期と育て方・最適なのは8月~9月です」

ミニ白菜は、栽培期間が短く育てやすい野菜ですが、種まきの時期が遅れると結球しません。

一般的に、ミニ白菜の種まきシーズンは8月~10月上旬ですが、品種や地域によって異なるため種袋を確認しましょう。もし「出遅れた…」と思ったら、ホームセンターや通販で苗を購入して育てるのがおすすめですよ。

どうしても結球しなかった時の対処法

白菜の花の画像

  • そのまま収穫する
  • 「とう立ち菜」まで栽培する

ミニ白菜は品種によって栽培期間が違いますが、およそ1.5ヵ月~2ヵ月ほど。種まきから数えて栽培期間を目安に、結球しなかったらそのまま収穫してしまいましょう。

大きいタイプに比べミニ白菜は、全体的に葉が柔らかいため、食べるに問題はありません。なかには「外葉から芯まで」柔らかい品種もあるくらいですからね。

または結球しなかったミニ白菜、そのまま放置して冬を越し春になって花芽がつくのを待ち、「とう立ち菜」を収穫することもできます。これもまた美味そうですよ。

ミニ白菜を収穫した後も、根っこをそのまま残し追肥しておくと、春には脇芽が出て花芽をつけ「とう立ち菜」を収穫することができます。


ミニ白菜が結球しない原因

ミニ白菜が結球しない理由はおもに2つ。

  • 種まきの時期
  • 外葉の成長


種まき時期が遅れると結球しにくくなる

ミニ白菜の種まきは、品種にもよりますがおよそ8月~9・10月頃まで。

発芽する適温は15℃~20℃前後、生育前半は18℃~20℃、結球するときは15℃~18℃。生育の初期は低温を、結球する時期には高温を嫌う性質があります。

なので種まきが遅れると、外葉の成長が不十分で結球開始のスイッチが入りません。さらに気温が下がると花芽ができ、ミニ白菜は葉の枚数を増やす活動をやめてしま結球もしなくなります。

外葉の成長も重要です

ミニ白菜はまず外葉の成長から始まり、次第に葉数を増やして結球します。

中心の巻いた葉っぱ(結球部分)は、外葉が光合成をして作りだすエネルギーを使って成長します。なので、外葉が十分に育ってないと体力不足で結球ができません。

また害虫被害で外葉が食われてしまうと、外葉が育っていないのと同じこと。ミニ白菜は苗を定植したら、防虫ネットでトンネルを作り害虫の侵入を防いでおく必要があります。

もし害虫を見つけたらすぐに取り除き、早めに農薬散布して退治しておきましょう。害虫がつきにくい肥料を使うという手段もあります。

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まとめ

ミニ白菜栽培で結球しないときは、まず外葉の成長を促すため液体肥料を与えて様子を見ます。

それでも駄目ならそのまま収穫するか、追肥して春まで放置して「とう立ち菜」を収穫しましょう。どちらにしても「収穫」が目的の家庭菜園、失敗ってことにはなりませんね。

ミニ白菜は、たっぷりの肥料をタイミングよく施すことが大切ですが、これはどんな野菜づくりにも必要なこと。

また害虫の被害にあわないよう、防虫対策も欠かせません。一般的には防虫ネットや寒冷紗などを使いますが、植物活力液のHB-101を使うと害虫が付きにくくなりつつ、野菜を元気にしてくれるので一石二鳥で便利です。

HB=101は野菜はもちろん、草花や芝生、果樹や植木にも使えるのでおすすめです。



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