HB-101には、液体タイプと粉末タイプがありますが、今回は液体タイプを一般家庭で使う場合で解説します。
そしてHB-101希釈倍率は、植物の種類や用途によって異なりますが、家庭菜園やガーデニングでは、1,000倍～3,000倍で使うのが一般的です。
この記事のまとめ
- HB-101は基本的に1,000倍～3,000倍に薄めて使う。
- HB-101はあらゆる植物に安心して散布でき、使い方もいろいろある。
- ペットにはペット用の「HB-101」、人には人用の「ハッピーバイオ103」、頭皮には頭皮用の「HG－101」など、商品名が似てるものが多いので注意が必要。
＼植物には植物用のHB-101／
HB-101の植物ごとの希釈倍率
HB-101の希釈濃度に関して、公式サイトによると、1,000倍～10万倍に薄めて使うように表示されてます。ですが、一般家庭で栽培する野菜や草花では、1,000倍～3,000倍に水で希釈して散布します。
1,000～3,000倍で使い方いろいろ
HB-101の植物活力液は、野菜から草花・果実・樹木・芝生などあらゆる植物に使用可能で、使い方もいろいろあります。
例えば、定植前の土に散布して土中の微生物を活性化させたり、野菜や草花の育苗中には、根元に7割・葉に3割で使用することで、植物の成長を助けます。
HB-101は、あらゆる植物を元気にする「活力剤」で、植物の根・茎・葉にバランスよく溶け込んで活性化を促進。
また、成分に含まれる精油成分(フィトンチド)によって、抗菌・防虫効果で害虫から植物を守ります。
散布頻度と発芽促進
土づくりから収穫まで、1,000倍～3,000倍に希釈したものを週に1回、散布します。
ただし、観葉植物に関しては、HB-101を5,000倍以上に希釈したものを使い、土壌灌水と葉面散布を、標準1週間に1回行こないます。
また、種まき前には、1,000倍に希釈したHB-101に種を漬け込むと発芽しやすくなります。漬け込む時間は以下の通り。
果菜類：12時間
葉菜類：3時間
根菜類：1分～30分
豆類：10秒
花卉類：3時間
HB-101の使い方
HB-101は農薬でも肥料でもなく、「植物活力液」であり植物を活力化させる天然の栄養液です。基本的には1週間に1度、葉と土に散布しますが、毎日散布してもかまいません。
果菜類(トマト・イチゴ・ナスなど)
- 種まき前の土に、HB-101を1,000倍希釈した水を撒いておく
- 種を1,000倍液に12時間漬ける
- 育苗中は、1,000倍液を週に1回散布
- 定植直前、苗の根を3,000倍液に5秒つける
- 定植後1,000倍～3,000倍液を週に1回散布
野菜(葉物・豆類・イモ類)
- 種まき前の土に、HB-101を1,000倍希釈した水を撒いておく
- 種を1,000倍液に、葉菜類は3時間、根菜類は1～30分、豆類は10秒ほどつける
- 育苗中は、1,000倍液を週に1回散布
- 定植後1,000倍～3,000倍液を3日～2週間に1回、土と葉にかける
草花(バラ・カーネーションなど)
- 種まき前の土に、HB-101を1,000倍希釈した水を撒いておく
- 花卉類の種は、1000倍液に12時間漬ける
- 育苗中は、1,000倍液を週に1回散布
- 定植後1,000倍～3,000倍液を週1回、土と葉にかける
その他
【水耕栽培】
1,000倍～3,000倍液で、週1～月2回のペースで葉の表と裏に水を散布。水溶液は10万倍液を作り、週1回の頻度で交換する。
【キノコの原木栽培】
原木をHB-101の5000倍液に1～10時間つける。その後、HB-101の5000倍～1万倍液を1週間～3週間に1回散布する。
まとめ
HB-101は、天然素材のエキスを抽出し混合した植物活力液で、一般家庭で使う場合は1,000倍～3,000倍に希釈して使います。
農薬や肥料とは違うため、安全性や有用性のデータはありませんが、抗菌・防虫効果で害虫を防ぎ、農業試験場において野菜や花に対するHB-101の効果が証明されています。
また、HB-101は口に含んでも無害な成分ですが、ペットには「ペット用のHB-101」があり、人用には「ハッピーバイオ103」という商品があります。
商品名が似ているので、注意してくださいね。
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