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家庭菜園で野菜に水やりを忘れたときの対処法と水やりのコツ!

新芽の画像 育てる

家庭菜園でプランターや鉢植えの野菜、水やりを忘れ葉がぐったりしてしまったら、底から水が流れ出るくらいたっぷりと水を与えます。

1日ほど様子を見て、枯れてしまった葉っぱや復活しそうにない枝は取り除きます。ついでに、余分な枝があれば一緒にカットして、苗の負担を軽くしてあげましょう。

季節や成長の段階、野菜の種類にもよりますが、ある程度根が張った苗なら、およそ1~2日で回復します。

弱っているからといって、肥料などを与えるとかえって逆効果になるので、液体肥料などはしばらく様子を見て与えるのを控えます。

ここでは、家庭菜園の野菜に水やりを忘れたときの対処法と、普段の水やりのポイント・コツを解説します。

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野菜に水やりを忘れたときの対処法

野菜の葉がぐったりと元気がなくなるほど水切れを起こした時、まずはたっぷりの水を与えます。気温の高い季節なら、鉢穴から水が流れ出てきても、そのまましばらく水を与えます。そうすることで、プランター内の温度を下げることができるからです。

この時、「元気になるように」と液体肥料などを混ぜてはいけません。かえって逆効果になって、枯れてしまうことがあるからです。

しっかり根を張った苗なら、再び水を吸い上げ復活します。枯れてしまった葉っぱやしおれた枝は取り除き、さらに苗の負担を軽くするため、余分な枝もカットしておきましょう。

小さな鉢なら、「腰水(こしみず)」という手段もあります。

鉢がスッポリ入るくらいのバケツを用意し、鉢の2/3ほど浸かるよう水を注ぎ、そのまま一晩鉢を水に浸けておきます。

成長段階にあった水やりのコツ

植物が抱える水分量は、全体の8~9割。地植えの場合は、根っこを地中に深く伸ばし、水分を吸収できますが、プランターや鉢の場合、土の量が限られるため水やりが必要です。

種まきの時は土が乾燥しない程度

野菜苗を種から育てる場合、育苗ポットやセルトレイを使うと便利ですよ。(※)まず種をまく前に土をある程度湿らせておき、種をまきます。

その後は、土が乾燥しないよう、また種が流れてしまわないようやさしく水やり。発芽まで新聞紙などで覆っておくと、乾燥しにくく種が流れるのを防いで、保温効果もあります。

この時期はこまめにチェックして、水やりを忘れないよう気をつけましょう。

※育苗ポットとセルトレイとは

育苗ポットとは、果菜類の苗を育てるのによく使われるもので、サイズもいろいろあります。キュウリには9㎝、トマトやピーマンには12㎝、夏には15㎝サイズが向いてます。

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一方、セルトレイはポットが連結されており、活着が良い苗づくりに向いてます。キャベツやブロッコリー、白菜などは128穴、レタスには200穴などが向いてます。

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苗の定植時の水やりポイント

苗をプランターなどに抵触するときは、先に大きめな穴をあけておき水をやっておきます。

土に水が良くしみ込んだら、苗を植え付け土を寄せて少し盛り上げ、しっかりと土を固めておきましょう。

その後、土と根が馴染むよう株元全体にたっぷり水やりします。そうすることで植え付け後の根張りが良くなるからです。

定植後1週間は、水を切らさないよう注意しますが、やり過ぎても倒れやすくなります。

土の表面が乾いてきたら、水やりする程度にしておきましょう。

野菜ごとの注意点

【トマト】
トマトは雨に当たると皮が避けることがあるので、実が付き始めたら雨よけを準備すると良いでしょう。また、収穫間近になったら、水やりを控えて乾燥気味に育てます。

【きゅうり】

地表付近に根が多くなり、葉っぱも乾燥しがちになるため、水やりを欠かさないよう注意します。また、根元に藁などを引いておくと乾燥予防になります。

【ピーマン】

ピーマンは日当たりの良い場所を好むため、水切れを起こしやすくなります。日光が強すぎる時は株元にしきわらをすると効果的。

【ナス】

ナスも夏の乾燥に弱く、土が乾燥すると害虫が発生しやすくなるため、水切れを起こさないよう、1日1回朝のうちに水やりすると良いでしょう。

野菜の水やりを忘れないコツは「パターン化」

プランター栽培で、水やりを忘れないためにはパターン化するのがおすすめです。

  • 一定間隔で水やりする方法
  • 土の乾き具合で水やりする方法


一定間隔で水やりする・定期型

毎日あるいは間隔を決めて習慣的に水やりするタイプで、「水やりを忘れた」が起きにくい。ただし、天候によっては臨機応変に対応する必要があります。

土の乾き具合で水やりする・要時型

土の表面が乾いたのを確認し、必要に応じで水やりする。ただし、定期的なチェックが必要で、確認すること自体を忘れる可能性大。

どちらのパターンも、家庭菜園の基本「枯らさない」ための水やりですが、野菜の成長には酸素も必要。水をあげすぎると、根っこが酸欠状態になり根腐れの原因になって、枯れてしまうこともあります。

プランター菜園では、「土の表面が乾いてから(根っこが酸素に触れてる状態)、プランターの底からしっかり水が流れ出るほどたっぷり水を与える」、要時型が理想的といえます。

水切れ対策グッズを使うという手段も

日ごろから野菜の水やりを忘れがちな方には、便利な「水切れ対策グッズ」がおすすめです。

まとめ

家庭菜園で野菜に水をやり忘れたら、まずはたっぷりの水を与え様子を見ます。また小さな鉢の場合は、一晩水に浸ける方法を試してみるのも良いでしょう。

野菜作りに水やりは欠かせませんが、やり過ぎるのもいけません。

水やりの頻度は、育てる環境・土の種類・植物の大きさや種類・生育状況・季節などによって違ってくるので、一概には言えません。

まずは、野菜の特徴を知り、野菜に合った育て方をすること、また、自然の仕組みや野菜本来の姿について経験から学ぶのが大事だと思います。

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