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グリーンネックレスがぶよぶよ&シワシワする原因と3つの対処法

新芽の画像 育てる

グリーンネックレスがぶよぶよ・シワシワになる原因は、水のやりすぎ・過湿によるもの。対処法は

  • 水やりを控える
  • 土は保水・排水・通気性のあるもの
  • 鉢も通気性のよいもの

以上の3点を見直してみましょう。同時に、日当たりや風通しなど環境を整えてあげると元気に育ちます。



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グリーンネックレスの水やり

水やりの画像

グリーンネックレスは強すぎる日差しや湿気が苦手なので、水やりの頻度やタイミングを季節ごとに変える必要があります。

グリーンネックレスは乾燥したアフリカ・砂漠地帯で自生する植物なので、日当たりが良く風通しの良い環境を好みます。


春(4~6月)・成長期

グリーンネックレスは、多肉植物の中でも春と秋に成長する『春秋型』

1日を通して過ごしやすい4月~6月は、グリーンネックレスにとっても快適な環境ですくすく育つ季節。とはいえ、水をやり過ぎると『ぶよぶよ・根腐れ』の原因になるので、他の草花とは別にして、土の表面が乾いたことを確認してから与えます。

目安としては、週に1~3回程度

水やりは朝のうち遅くとも午前中に、鉢の底から流れるほどたっぷりと、その後は土が乾燥するのを待ちましょう。

湿度の上がりだす6月中旬頃からは水やりの回数を減らし、土の表面が乾いてさらに2~3日してから与え、梅雨に入ったらもっと控えめにしても大丈夫です。

夏(7~9月)・休眠期

気温が上がりだす7月~9月。

春と秋に成長するグリーンネックレスにとって、一番ダメージが大きい季節。
水やりは土の表面が乾燥し、さらに3日ほど置いてから(目安としては週に1回くらい)

早朝か夕方の気温が穏やかなタイミングで、たっぷり与えます。外の気温が上がり始めると、同時に植物の体温も上がるため、日差しの強い時間帯に水を与えると温度差によってストレスになるからです。

夏の間は直射日光を避け、明るい日陰or室内のレースカーテン越しに日が当たる、風通しの良い場所で過ごしてもらいましょう。

グリーンネックレスは多肉植物の中でも水分を多く含むため、水分過多になると玉(葉)がぶよぶよしやすくなるため、『乾きすぎ?』ぐらいがちょうど良いと言えます。

秋(10~11月)・2度目の成長期

夏の暑さを乗り越えたグリーンネックレスが、再び成長する季節・秋

水やりのタイミングは春と同様、朝のうち遅くとも午前中に済ませましょう。

週1~3回程度に頻度を増やし、鉢底からたっぷり水が流れ出るくらい与えます。そうすることで成長し始めた新しい根っこに水分と酸素を供給することができ、元気に過ごせるようになります。

ただし、水やりは根元に直接与えるのがポイント、葉(玉)に水がかかると蒸れてぶよぶよしたり、弱る原因にもなるからです。

グリーンネックレスは15℃~20℃くらい、秋から冬にかけてつぼみをつけ花が咲きます。花が咲いたら生育状態が良いサインです。


冬(12~3月)・2度目の休眠期

グリーンネックレスの耐寒温度は2~3℃。暖かい地域なら屋外でも冬越しできそうですが、朝晩の急な冷え込みが心配なら、室内に取り込む方が無難です。

12月~3月にかけての水やりは、土の状態とグリーンネックレスの様子を確認しながら調整してみましょう。(目安としては月に1~2回程度)

タイミングは日中の気温が上がり始める10時頃~、忘れそうな人は『毎月・第一日曜(+第三日曜)』とか決めておくと良いかもしれませんね。

冬でも根っこが育つには、「土が乾燥しているとき」と「土が湿っているとき」が交互に来ること。そうすることで水と酸素をうまく吸収することができるからです。

水やりが減る冬は、玉がぶよぶよしたりシワっぽくなりがちですが、やがて成長期の春になり、暖かくなって水やりをたっぷりすれば1週間ほどで復活するので大丈夫。

土の乾き具合をチェエクする方法

水やりするタイミングを見計らうため、土の乾き具合をチェックしてみましょう。

  1. 割りばしを用意して
  2. グリーンネックレスの根元に差し込む
    (根っこを傷めないように)
  3. 抜いて確認
    割りばしにほとんど土が付着しなければ、土の中まで乾燥してる証拠
    割りばしに湿った土が付着するようなら、水分過多の状態。風通しの良い場所に移動させましょう。


多肉植物をぶよぶよさせないためには?

基本的には「太陽光で明るい・風通しの良い」屋外が育ちやすいと言えます。

一般的に植物は、二酸化炭素・水・太陽光を使い”光合成”をしています。

光合成では、葉緑素で栄養分・エネルギー源となるブドウ糖を生成するため、多肉植物においても光合成がしやすいよう、光と水のバランスが大事です。

多肉植物は性質や原産地によって、水やりと日当たりの環境が違いますね。

原産地とは異なる日本で育てるワケですから、できるだけルーツに近い環境を整えてあげましょう。

土は保水・排水・通気性のあるものを

素焼き鉢植えの画像

グリーンネックレスは土の上を這うように茎が伸び、根を出して広がるため、どうしても根元近くの玉は湿気でぶよぶよしがちになります。

なので、育てるときはゼオライトが入った多肉植物用を使うと、根腐れ防止に役立ちます。

自分で配合するなら、赤玉土5:パーライト3:腐葉土2の割合で。また川砂を加えると、グリーンネックレスの原産地に近い環境がととのいます。

鉢にも一工夫

グリーンネックレスを植える場合、浅めの鉢にすると土の層が薄くなるためその分、通気性が良くなって乾燥気味に育てることができます。

また素焼きやコンクリート鉢など、通気性の良い素材を使うのも1つの手段といえます。

ハンキングという手段

素焼きの鉢をハンキングして風通しよくするという方法もいいですね。屋外であれば、受け皿も不要で鉢の穴もふさぐ必要ないので、通気性はバツグンです。

通気性をよくするため、切り戻しや株分けする

グリーンネックレスは、土に触れるとそこから根を生やし茎がのびるため、どうしても株元近くが込み合ってきます。

次第に葉が重なり合い通気性が悪くなるので、そんな時は切り戻しや株分けして、グリーンネックレスをどんどん増やしていきましょう。

挿し木や株分けは、3月中下旬~6月中旬か、9月中下旬~11月中旬ぐらいが最適なシーズンです。

切り戻した枝を「挿し木」にする

グリーンネックレスは土に触れるだけで、発根してくれる丈夫さがありますが、葉っぱ(玉)にハリのある元気な節を用意すると、さらに成功率がupします。

【用意するもの】

  • サボテンや観葉植物用の培養土
  • 自分で配合するなら赤玉土5:パーライト3:腐葉土2
  • 鉢底ネット
  • 鉢底石

【手順】

  • 挿し穂用に元気な茎を10~15cm切る
  • 鉢に鉢底ネット・鉢底石・土を入れ、その上に挿し穂を寝かせ
  • 明るめの日陰に置いて、4~5日経ってから土が湿る程度霧吹きで水を与える
  • 土の表面が乾いたら霧吹きで水を与え、約1か月ほどで完成!


水挿しで増やす方法

水を張った浅めの容器に、挿し穂を浸けるだけ。

4~5日で発根しますが、長く水に浸けていると葉がぶよぶよして変色することがあるので、根が出てきたら早めに土に植え付けてあげましょう。

この時も、土の挿し木と同じように、土の上にグリーンネックレスを寝かせるように置き、根が隠れる程度に土をかけ、明るい日陰に置いて4~5日後には通常の管理でOK!土より早いですね。

我が家では、グリーンネックレスの茎部分を小瓶に挿して(水につかる部分は2~3cmくらい)そのまま水栽培で育ててます。今は休眠期なのでほとんど成長しませんが、枯れることなく元気に育っています。(ぶよぶよしないよう、水に差してる部分の葉はあらかじめ取り除きました)。

根本が混雑してきたら「株分け」する

増やすだけでなく、根元の葉っぱ(玉)が混雑してきたら、蒸れて弱くなりやすくなるので、株分けしてスッキリさせましょう。

【用意するもの】

  • 多肉植物用あるいはサボテン・観葉植物用の培養土
  • 鉢底ネット
  • 鉢底石
  • 割りばしなど

【手順】

  • 元株から元気の良い株を抜き、半分ほど土を落とす
  • 植え付ける鉢に鉢底ネット・鉢底石を敷きつめ
  • 新しい土を鉢の1/3ほど入れる
  • 次に株分けしたグリーンネックレスを置き
  • 鉢に土を加え割りばしなどを使い、根の隙間にも土が入り込ませる
  • 明るい日陰に置き、4~5日後から水やりして完成!

グリーンネックレスは、挿し木でも株分けでも増やしやすい植物ですが、植え付けた直後は直射日光に当てないことがポイント。

また、あまり肥料を必要としない植物なので「植え替え後は・・・」といっても、肥料を与えすぎないよう気をつけましょう。少な目にあげるか、液肥なら基準より薄めにして与えるほうが無難です。


まとめ

グリーンネックレスは、水分が多いと葉がぶよぶよになりやすいですが、水分を控えめにすれば大丈夫。季節ごとに水やりを見直して、土や鉢、環境を整えましょう。

垂れ下がる多肉植物には他にも、ピーチネックレス・三日月ネックレス・アーモンドレックレスなど種類があるので、色々試してみると楽しいですよ。



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