タマネギ栽培のコツ「大玉なら春に種まき・収量を増やすなら秋に小苗を植える」

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一般的にタマネギ栽培は、夏の終わりに種をまいて、11月上旬~下旬にかけて定植、茎の太さが6㎜以下の太さで越冬させて翌年の初夏まで、およそ8ヶ月かけて収穫します。

ですが、大きいタマネギを収穫したいなら3月に種まきを、収穫量を増やすなら、秋の定植時に小苗を使って栽培するのがおすすめです。

このように、タマネギは栽培時期をズラすことで、大きさや収穫量を増やすことができるので、参考にしてみてください。

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大きなタマネギを育てる方法

タマネギは、茎が6㎝を超えて寒さに合うと「花を咲かせて子孫を残す」ための花芽分化が始まります。

そこで、3月に種をまき、未熟な状態で暑い夏を越させて強制的に休眠させると、生育のリズムが狂い通常の11月に大きな苗で定植しても、花芽分化せずにタマネギは大きく育ちます。

<栽培方法>

  • 有機肥料を施した播種床に、幅90㎝の育苗ベッドを作る
  • 3月中旬~4月上旬に、株間3cmほど空けて種まきする
    ※気温が上がる7月まで同じ場所で生育させるため、通常より株間は広めに確保する
  • 表面のタネが見えない程度に薄く土をかけ、さらに土が見えない程度にもみ殻を散布しておく
  • そのまま発芽させ、6月下旬~7月上旬まで育てる
  • 暑さで地上部が枯死したラ、小さな鱗茎を一度収穫し、日陰に吊り下げて夏を越させる
  • 気温が低下する9月中旬~10月上旬に、定植する畑に油かすと完熟した有機質肥料を施し、畝幅90㎝とする
  • 吊るしておいた小さな鱗茎を苗として、畑に9㎝×9㎝間隔で定植
  • やがて芽を出し秋にも茎葉が伸長するが、成長リズムが狂っているので分球することなく、温暖な地域では2月頃、一般地では3月下旬~4月下旬に大きなタマネギが収穫できる

この栽培方法だと、2月あるいは3月下旬~4月下旬に収穫するため、地上部がまだ枯れてません。そのため、収穫の1週間前に鱗茎の下にスコップを入れて根っこを切り、強制的に成長を止めておきます。

さらに、収穫後は1週間ほど追熟させてから利用するとよいでしょう。

また、乾燥させた小さな鱗茎は芽が出るまでは苗として利用できるので、時期をズラして定植させると、長い間収穫を楽しむことができますよ。

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タマネギの収穫量を増やす栽培方法

一般的に秋に定植したタマネギは、冬の間に葉を使って光合成した養分を鱗茎に転流して、球を大きくします。なので、定植する時期や苗の大きさ、それと冬の間の生育状態によって収穫量が決まります。

なので、収穫量を増やすためには、小さい苗を株間5~6㎝ほどで植えると、収穫量を増やすことができます。

タマネギは、葉で作られた養分を貯蔵根に貯めるため、太い根を土中深くに伸ばします。そのため大きい苗が必要ですが、大きい苗は花芽がつきやすく収穫に至りません。

そこで、小さい苗を使って密度を高くして植えつけると、株同士が助け合って根を土中深く伸ばし、春に花を咲かせる前に、多くのタマネギを収穫することができます。

収穫は、地上部の80%が倒れた頃、天気の良い日に鍬で根を切断するか引き抜き、3~4日ほど葉だけで乾燥させます。

その後5本程度をひもで結び、風通しの良い場所に吊り下げるか、風通しの良いコンテナで保存するとよいでしょう。

天気が良い日に適期で収穫したタマネギは、およそ12月まで保存が可能です。

初心者は市販苗からスタートしよう

家庭菜園初心者なら、タマネギ栽培は市販苗からスタートするとよいでしょう。株間は広くとりすぎると、鱗系が大きく育ち過ぎてわかれてしまうので、15㎝間隔で育てるとよいでしょう。

<タマネギの栽培方法>

植え付けは11~12月中旬まで、収穫は5~6月

まず購入した苗は、根を切り落としてから水に浸けて植えつけると、根付きが良くなります。また、苗の生育が悪いときは、防虫ネットのトンネルをつくって保湿します。

  1. 植えつける畑には、1~2週間前に元肥を均等にまき、穴あきの透明マルチを張る
    ※元肥は1㎡につき、牛糞堆肥2~3ℓ・有機配合肥料80~100g・リン肥50g
  2. 苗の根は3cm残してハサミで切り落とし、すぐに根の部分だけを10~15分、水に浸ける
  3. 株間15㎝ほど空け、苗をやや深めに植えつけしっかり土寄せする
    ※苗の生育が悪いときは、防虫ネットを1~2枚重ねトンネルがけして成長を促す
  4. 2月の上旬と3月上旬、1株につき化成肥料を20~30粒まく
    ※枯葉があったら取り除いておく
  5. 球がふくらんで、葉が8割ほど根元から倒れたら収穫サイン。晴れて土が乾いてる日に引き抜き、半日ほど畑に並べて乾かす
  6. その後葉をひもでまとめ、風通しの良い日陰につるして、乾燥・保存する
    ※収穫後、すぐに葉を切り落とすと腐りやすいため、つけたまま乾燥させるとよいでしょう

まとめ

タマネギは、9月に種をまいて11月に定植、6月以降に収穫するのが一般的ですが、大きい実を収穫するなら春に種まきし、生育サイクルを狂わせることで翌年の3月~4月に大きなタマネギを収穫できます。

また、秋に定植する際、小さ目の苗を密度を高くして植えることで、株同士が助け合って収穫量を増やすことができます。

家庭菜園初心者なら、市販苗からスタートすると失敗が少ないのでおすすめです。

タマネギは多くの料理に利用でき、家庭の常備野菜として重宝します。ぜひ、家庭菜園も挑戦してみてください。

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