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こどもピーマンの大きさは?ジャンボピーマンよりデカくて肉厚細長です

新芽の画像 育てる

『こどもピーマン』は果実の大きさが約10cm、パプリカのように肉厚で通常のピーマンより 苦味が少ないのが特徴です。

生で食べるとサクッとした食感があり、加熱すると甘みが増すので、ピーマンが苦手なお子さんでも食べやすいですよ。

ここでは『こどもピーマン』の大きさや、普通のピーマンとの違いをまとめてます。



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大きくなっても「こどもピーマン」

『こどもピーマン』はタキイ種苗が開発した、おいしい健康野菜「ファイトリッチシリーズ」の一種で、正式には「ピー太郎」という品種名です。

こどもピーマンの大きさと重量

果実の長さは約10cmで、重さは30~40g。

一般的なピーマンとパプリカと比較すると

大きさ重さ
  ピーマン(小)    約7.0㎝   約27g  
ピーマン(中)約7.5㎝約37.5g
ピーマン(大)約9.2㎝約45g
ジャンボピーマン約9.5㎝約151.5g
パプリカ約7.5㎝約131.5g

意外にもこどもピーマンが1番大きく、重量的にはピーマン中~大位。細長くて肉厚なのが特徴です。

色と見た目の違いは?

こどもピーマンの断面の画像
こどもピーマン
ピーマンの画像
普通のピーマン

こどもピーマンの方が普通のピーマンより緑が濃く、ピーマンと青唐辛子の中間のような細長い姿をしています。

味と成分の違い

こどもピーマンの味は

  • 苦くない
    ピーマンの苦み成分、ポリフェノールが普通のピーマンの約1/10
  • 辛くない
    唐辛子に含まれる辛み成分、カプサイシンを全く含んでいません
  • 甘い
    甘味度が高いと言われる”フラクトース”の割合は、普通のピーマンより高い
  • 酸味が少ない
    パプリカの酸味はクエン酸によるもので、こどもピーマンにはクエン酸がパプリカの1/7
  • 肉厚
    普通のピーマンより果肉の厚さが2倍以上、だから水分量も多くジューシーな食感

「こどもピーマン」のもとになったのは、トウガラシの本場メキシコで味のよさに定評のある”ハラペノ”というトウガラシです。激辛で日本人には到底受け入れられるものではありませんでしたが、メキシコ向けのトウガラシを育成している中で、まったく辛くない個体が見つかりました。その辛くない個体の育成から「こどもピーマン」が誕生しました。辛みを作る能力が完全に欠損しているので分類上はトウガラシではなくピーマンになります。

タキイ最前線WEBより

成分は、普通ピーマンよりこどもピーマンの方が

  1. ビタミンCは約1.5倍
  2. カロテンは約2倍

多く含まれてます。

ビタミンCには抗酸化作用があり、動脈硬化の予防やからだを酸化や老化から守る働きと、コラーゲンの合成にかかわると言われています。


甘い品種のピーマンたち

ピーマンが苦手な理由としては、苦みや青臭い香り。ですが今や、甘くてジューシーなピーマンが色々あります。

なかでもフルーツのような甘みのある、「フルーツピーマン(パプリカ)」が人気です。

ワンダーベル

本格的な肉厚パプリカの一種で、重さは平均約150gとボリューミー。完熟前の緑色でも食べることができますが、さらに熟して赤くなると甘みが増します。

ぱぷ丸

果実の長さは6~8cm程度、重さは30~60g、直径4cm前後の実にパプリカ、カラフルな赤・オレンジ・黄色の3色。

完熟したモノは甘みが強く、生食がオススメ。

栽培期間も短い(開花後45~50日)ので、家庭菜園で育てやすいミニパプリカです。


ピーマンとパプリカの違いとは?

ピーマンとパプリカ、どちらもナス科トウガラシ属の野菜ですが、色だけでなく原産地・収穫時期・栄養価などに違いがあります。

原産地

ピーマンは中南米の熱帯地方が原産地で、日本には明治時代にアメリカから伝わりました。輸入直後は「大型種」が主流でしたが、終戦後には国内でも「中型種」が作られるようになりました。

一方、パプリカはハンガリー原産の野菜で、オランダから1990年代に輸入が開始され、今では輸入品だけでなく、国産品も流通しています。

収穫のタイミング

ピーマンは品種によっても違いますが、開花から20~30日で収穫します。

青臭さや独特の苦みは、十分肥大してない未熟な状態で収穫する、この収穫タイミングに由来しています。

パプリカはというと、開花から40~50日ほどたって完熟してから収穫します。実が熟していく過程で黄色や赤、オレンジに変化していくのです。

栄養価の違い

ピーマンには、ビタミンCとカロテンが豊富に含まれており、組織がしっかりしているので、調理してもほとんどビタミンCが損なわない特徴があります。

パプリカにも同様、ビタミンCとカロテンが含まれますが、完熟してから収穫するため、栄養価はピーマン以上に含まれます。

味の違い

ピーマンは未熟な状態のため、青臭さと苦みがあります。ですが、収穫せずに完熟させると、過プサンチンという色素が増え赤ピーマンになり、青臭さが抜け食べやすくなります。

一方、パプリカには果物のような甘みがあり、完熟するほど甘みが増すため、生でも食べることができます。

ピーマンとパプリカの見分け方

どちらもナス科の野菜ですが、未熟な実を収穫したのがピーマン、完熟して収穫したのがパプリカですが、ピーマンが完熟してもパプリカにはなりません。

ピーマンは細長く小さ目で、未熟なうちに収穫するので緑色。

ですが、ピーマンも完熟すると赤色になりますが、これは「赤ピーマン」あるいは「完熟ピーマン」として流通します。

パプリカは丸みがありふっくらとして、実が大きく肉厚なのが特徴。色は赤や黄色、オレンジなどカラフルな色があります。

また、ピーマンとパプリカは収穫時期が違うため、ヘタの大きさや太さが違います。

ピーマンは未熟なうちに収穫するため、ヘタは小さくて細いのに対し、パプリカは太くて大きいのが特徴です。

まとめ

『こどもピーマン』はそのネーミング通り、ターゲットはピーマン嫌いな子どもということなのでしょう。

小学生を対象に実食調査を行った結果、81.5%の子どもたちが生で食べてもおいしいと回答しており、一般的なピーマンとの相対評価でも79.6%の子どもが「こどもピーマン」の方が好きと回答しました。また、調査対象の子どもたちの母親からは「買いたい」という購入意向が90.7%に上り、「苦みがなく食べやすい」「子どもが喜んでおいしいといった」などの理由が挙げられました。

タキイい最前線WEBより

ピーマンには、食物繊維やカリウム・ビタミン類など体に良いとされる成分が豊富な野菜なので、ピーマン嫌いを克服する手段として、苦くないこともピーマンを試してみてください。



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