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水耕栽培で米のとぎ汁は液体肥料の代りになる?そのままでは使えません

水耕栽培の画像 日常生活

米のとぎ汁を水耕栽培の肥料として使う場合、米のとぎ汁+牛乳=8:2の割合で混ぜ合わせ、2週間ほど発酵させるという1つの方法があります。

ここでは、米のとぎ汁を使った液体肥料の作り方や与え方に関してまとめています。

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米のとぎ汁で液体肥料を作る方法

米のとぎ汁とは、米ぬかが薄く溶けた水。

米ぬかには、炭水化物・油分・タンパク質・ビタミンB群・ミネラル類(リン・カリウム・カルシウム・マグネシウム・亜鉛など)が含まれており、土壌栽培では土に栄養を与えるため、最初に使う定番の肥料です。

ですが、米のとぎ汁はそのまま使うと水が腐る原因になるので、牛乳を加え2週間ほど発酵させる手間が必要です。

【作り方】

  • 米のとぎ汁:牛乳=8:2で混ぜ合わせる
  • 容器に入れ、常温で2週間ほど発酵させる
  • とぎ汁の沈殿物が下に貯まり液体と分離するので、液体部分のみを肥料として使い、沈殿物は廃棄する

【与え方】

米のとぎ汁で作った液体肥料には、「どのような成分がどれくらい含まれるか?」という、正確な情報がありません。

なので、与え方についてもこれといった確かな情報がないため、植物の発育状態を見ながら調整するしかありませんが、およそ10~50倍ほどに希釈するのが目安です。

【与える頻度】

基本的には、水を換えるタイミングです。

なので育てる容器の大きさによって、毎日だったり2~3日に1回、あるいは1週間・1ヵ月に1回ということもあります

米のとぎ汁で作る肥料は水耕栽培に向いてない

水耕栽培では、野菜の成長を促す液体肥料が大事な役割を果たします。

先に述べたように、米のとぎ汁で作る肥料には「どんな成分がどれくらい含まれるか?」、「与える頻度や希釈量」に関する確かなガイドラインもないため、実際にやってみないと分かりません。

また、米のとぎ汁を使った液体肥料の作り方に関しても、調べるといくつかの方法があり、どれが正解なのかも分かりにくいといえます。

なので、個人的な意見として「米のとぎ汁を使った液体肥料は水耕栽培にはむいてない」と思います。

水耕栽培におすすめの液体肥料

ハイポニカは水耕栽培専用の液体肥料で、500~1000倍に希釈して使います。2つに分かれていいるのは、植物に必要な成分が保存中に壊れないため。だから長期保存しても安心なうえ、土耕栽培にも使える便利さがあります。

水耕栽培を手軽に楽しめる液体肥料。野菜に必要な栄養素1本にバランスよく配合され、土耕栽の追肥にも使え、どんな植物にも対応する万能な肥料です。

水耕栽培専用の肥料で、植物の生育に必要な肥料成分をすべて1本に配合し、2液を混合する手間がありません。育てる植物によって100~300倍に希釈して使うだけ、土耕栽培やプランター栽培の追肥としても使えます。

植物の生育に必要な各種栄養分を、バランスよく含み水に溶けやすく、即効性の早い肥料で、水耕栽培にお使用できます。

植物の健全な生育に必要な、15種類の栄養素をバランスよく配合しており、いろいろな植物や草花につかえ、水耕栽培にも効果を発揮します。


野菜の種類によって必要な栄養素が違う

水耕栽培で収穫量をあげるには、液体肥料は欠かせません。

植物が成長するのに必要な栄養素は、チッソ・リン酸・カリが多量に必要ですが、他にもカルシウムやマグネシウムも必要です。

【肥料の役割】

◆チッソ
茎と葉の成長を促し、水分の多い葉を育てるため「葉肥え」と呼ばれます。

◆リン酸
根っこの発育を促進し、果菜類では実と花のつき良くするため「根肥え・実肥え」と呼ばれます。

◆カリ
日照不足気味の時に、光合成する機能を回復させる働きがあり、じゃが芋やさつまいもを肥えさせ、豆類の実つきをよくするため「実肥え」と呼ばれます。

◆カルシウム
土のpHを調整し、キャベツ・セロリ・ホウレンソウなどの養分として吸収されます。

◆マグネシウム
植物の細胞内にある、葉緑粒の形成に必要な成分です。

【野菜の種類と必要な栄養素】

上記のように、肥料に含まれる栄養素にはそれぞれ役割があり、野菜によって必要な成分量が違ってきます。

例えば、トマト・ナス・枝豆・エンドウなどはリン酸が多め、ホウレンソやネギなどはチッソが多め、キュウリや大根・カブ・白菜・キャベツなどはチッソとリン酸が多めなど。

米のとぎ汁には肥料になる栄養が含まれるものの、作物に合ったバランスかどうかは分からないため、市販された液肥を使うことをおすすめします。

水耕栽培に適した野菜と栽培期間

【実もの】

  • ミニトマト(60日)
  • ナス(50日)
  • ピーマン(50日)

【葉もの】

  • 空心菜(55日)
  • 茎ブロッコリー(60日)
  • コマツナ(35日)
  • サラダ菜(40日)
  • ほうれん草(40日)
  • 葉ネギ(55日)
  • 三つ葉(60日)
  • ミックスレタス(30日)

【根もの】

  • コカブ(55日)
  • ラディッシュ(30日)

【ハーブ】

  • イタリアンパセリ(55日)
  • クレソン(45日)
  • コリアンダー(55日)
  • バジル(55日)
  • ミント(60日)
  • ルッコラ(30日)

まとめ

米のとぎ汁を使って液体肥料を作ることはできますが、水耕栽培にはあまり向いてません。

水耕栽培では、土の代りに液体肥料を入れた水を使って栽培するので、浸す水には野菜の成長に必要なものが全て含まれている必要があります。なので米のとぎ汁で作った液体肥料では、野菜が十分に成長することができないので、一般的な液体肥料を使いましょう。

また、植物活性液を薄めて使うのもおすすめですよ。