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コンテナ栽培で新鮮野菜を収穫するには?土づくりと野菜にあった土選びが決め手

土の画像 日常生活
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野菜は、ベランダや庭先で容器を利用したコンテナ菜園で育て、収穫することができます。

そのためには、根の働きを盛んにする用土・土が欠かせません。また、土の種類も野菜にあったものを選ぶことが大切です。

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コンテナ栽培の土づくりと選び方

プランターや鉢を使ったコンテナ栽培では、病気のもとになる菌や害虫の卵、雑草のタネや古根が混入してない清潔な用土を選び、堆肥や化成肥料を加えた肥沃な土が理想的です。

そうすることで、適切な手入れさえしていれば、病害虫による被害を受けることなく、野菜を丈夫に育て収穫することができます。

赤玉土をベースに

一般的な用土として、小粒の赤玉土をフルイにかけ、細かい土を除いたものを基本用土として使います。

これに腐葉土を30~40%加え、肥料分としては、赤玉土1袋(約12ℓ)に対して市販の完熟たい肥を5~6ℓ、化成肥料を3つかみほど配合すれば、ほとんどの野菜を作ることができます。

根菜類にはたい肥不要

人参やダイコンなどの根菜類の場合、堆肥は使わないほうがよいでしょう。というのも、用土の中に土の塊や小石が混入すると、成長の途中で分岐根になりやすいからです。

野菜専用の培養土で

経験の浅い方は、市販されてる「野菜専用・培養土」がおすすめです。野菜専用培養土には、すでに肥料が配合されていて、酸度※1が調整されているので手軽に使えて便利です。

なかでも小松菜やパセリ、ラディッシュなどの小型野菜なら、栽培期間も短いので、培養土でも十分育てることができます。

ただし、大型コンテナで育てるトマトやキュウリ・ナスなどの場合は、野菜専用培養土にみじんを抜いた小粒の赤玉土を30~40%加え、改良しておく必要があります。

※1【土の酸度とは?】
土が酸性かアルカリ性かを示す指標で、pHの単位で表します。
植物は一般的に、弱酸性(pH5.5~6.5)の土が生育に適しています。アルカリ性が強い土は、土中にある生育に必要な微量要素(窒素・リン酸・カリなど)を吸収しにくく、欠乏症を起こしがちです。逆に酸性が強すぎると、根が生育障害を起こしやすくなります。


古い用土を再利用する方法

使い古した用土は、再利用できますが、そのまますぐに使うことはできません。古根が残っていたり、雑菌や害虫の卵が混入していると思ってください。また、生育旺盛な植物を育てた残土は、非常にやせてしまっています。

再生手順

  1. 細かい目のフルイにかけ(3㎜以下)、微塵を抜き、ゴミや古根を取り除く
  2. 大き目のビニール袋に古土を入れ、日当たりの良い場所に1か月ほど置いておく
    この際、古土に水分を含ませ、雑草のタネを発芽させておきます。また、毎日袋を逆さにして、まんべんなく高温にさらすのがポイント。
  3. 処理が終わった土に、赤玉土と腐葉土を加え、化成肥料も加えて完成

庭の土を使う場合

庭土を利用するときは、中和してから使ほうが無難です。特に改良したことのない庭土は、ほとんど酸性土のため、野菜作りには不向きだからです。

中和する方法

野菜は、pH5.5~6.5くらいの弱酸性の土を好みます。

用土の酸性を中和するには、大型プランターの場合、苦土石灰を50~60gを加え、さらに改良用土として腐葉土を配合すればOKです。

コンテナ栽培では土選びがポイント

コンテナ栽培では、容器を大きくして用土の量を増やせば、野菜はよく育ち収穫量を増やすことができます。

また、支柱を利用すれば、キュウリやインゲンなどのツル性の野菜からスイカまで、狭いスペースで栽培できるのが魅力ですね。

どんな土が良いか?

植物は、土に含まれる水分や肥料分を根が吸い上げ、葉や茎に運び成長します。このように根が活発に働くには、酸素が欠かせません。

土の中に酸素が不足すると、たとえ水分や栄養素が含まれていても吸収する働きが鈍くなり、成長が鈍ります。さらには、根が腐ってしまい、株全体が枯れてしまうことにもなります。

では、植物の根に新鮮な水と空気を届けることができる土とは、どのようなものでしょうか?

水はけがよい

赤玉土のように、細かい土の粒子が団子状(団粒)に集まって粒になった土は、団粒と団粒の間に隙間ができ、水と空気が通過しやすく植物がよく育つ環境といえます。

多くの植物に好ましい土の条件は、土の部分(固相)40%、水の部分(水相)30%、空気の部分(気相)30%です。これは、赤玉土小粒6割と腐葉土4割を混合したものが、ほぼこの比率になります。

通気性が良い

水はけがよく通気性の良い土はよく乾きます。土が乾けば、頻繁な水やりが必要となり、新鮮な空気を含んだ水が土の中を通過し、水と酸素を供給することになります。

水が適度に浸透する

水が容器と土中をスムーズに浸透すれば、土全体が適度に湿ります。偏った場所に水が滞ると、根腐れの原因になるので、土の粒の大きさはできるだけ揃えるとよいでしょう。

水持ち・保肥力がある

土の通気性が良すぎたり、水はけが良すぎたりしても、土は急激に乾いてしまい植物は水不足を起こしてしおれてしまいます。水はけと通気性は相反する性質のようですが、乾きやすいとともに、急激に乾燥しすぎない土が理想的です。

また、保肥力も大切。せっかく施した肥料、植物が吸収する前に雨や水やりで流れ出てしまっては、施す意味がありませんね。肥料分を適度に保ち、適量を根に受け渡せる土が理想的。

適切な有機物を含む

堆肥や腐葉土などの有機物は、土の中に生息する有益な微生物のえさになります。有用微生物は、土を団子状にして土の通気性と水はけを良くしたり、肥料を分解し、根からの吸収を助ける働きがあるので、植物には欠かせない存在です。

適当な重さがある

植物を支えるには、土に適度な重さが必要です。軽すぎる土では、植え付け直後の株を支えることができず、初期の根の生育が悪くなります。

また、重すぎる土は粒子が細かいため、通気性と水はけが悪くなって、根の生育に良くありません。目安としては、1ℓにつき400~600gが適度な土の重さです。

よい土は植物の根を守る

水分を多く含む土は、外気温の影響を受けやすくなります。夏には、容器内の温度が上昇し蒸れ、冬は気温が下がって、どちらも根を傷める原因となります。

一方、余分な水分を含まず、通気性と水はけのよい土は、断熱や保湿効果があり、土の温度変化から根を守ることができます。

そのためにも、年間を通して水はけと通気性の良い土を使い、夏は土の表面を水ゴケや腐葉土で覆い、乾燥を防いだり、直射日光が当たらない場所へ移動して、地温の上昇を防いであげましょう。

良い土の見分け方

水はけ・水持ちの良い土の見分け方は以下の通り

  1. 土に水を含ませ、水が滴る程度に強く手で握る
  2. 良い土:手を開くと土が塊になって、指で軽く押すと塊がぱらっと崩れる
  3. 水はけが悪い土:塊になった土を指で軽く押しても、塊が崩れず粘土状になる
  4. 乾燥しやすい土:手を開くと土が固まらず、パラパラしたままの土は、水持ちが悪く保肥力も劣る

また良い土は、サラサラ・フカフカした感触で、見た目にも粒が揃ってる状態。赤玉土の小粒程度が理想的です。

悪い土の改良方法

欠点のある土は、ひと工夫することで良い用土に改良することができます。

  • 土が軽いようなら、2割程度の赤玉土小粒を加える
  • 水はけの悪い土には、全体の3~4割ほどの腐葉土を加える

また、古くなった土には改良用土として、牛ふん・馬ふん堆肥やピートモス、バーミキュライトやゼオライトなどを加えるとよいでしょう。

植物の根は「水あげポンプ」

植物の根は、土に含まれる水分や肥料分を吸い上げ、葉や茎に運ぶ「水あげポンプ」の役割があり、根が盛んに活動するには、土中の酸素は欠かせません。

ですがコンテナ栽培の場合、一度タネをまいたり苗を植えてしまうと、根は限られたスペースでしか伸ばすことができません。

そのため、野菜を順調に育てるには、土づくりと野菜にあった土選びが大事です。

通気性・水はけが良く、水持ちが良く保肥力があり、ある程度の重量があって、適度な有機物(腐葉土や堆肥など)を含む新鮮な土が理想的。

一般的には、赤玉土小粒6割と腐葉土4割で土づくりすれば、たいていの野菜作りができるので、ぜひ試してみてください。

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