キャベツは水分が多く、冷凍すると食感も変わってしまうため「まずい」と言われますが、コツさえ分かれば美味しく食べることができます。
まずは「どんな料理に使いたいか?」を考え、ざく切りや細切り・くし形などにカットして生のまま冷凍したり、下茹でしておくと変色を防いで冷凍できます。
また、調味料で下味を付けてから冷凍すると、レンジで加熱するだけで料理が完成する裏ワザも。
ここでは使い切れないキャベツを、長持ちさせながら美味しく食べる方法を、分かりやすくご紹介します。
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キャベツを冷凍すると「まずい」と言われる理由
キャベツは水分が多いので(92.7g/100g中)、あまり冷凍には向いてない野菜です。
水分が多い野菜は冷凍される過程で、氷の結晶が細胞を壊してしまい、解凍すると水分が抜けて空洞ができ、ぐしゃっとした食感に変って「まずい」原因になります。
ですが、冷凍するコツさえ分かれば、美味しく食べることが可能です!
野菜は冷凍する前に下茹でしておくと、酵素の働きを止めることができ、変色するのを防いでくれます。
キャベツの冷凍保存・解凍方法
キャベツは生のまま、カットしただけで冷凍することができますが、解凍すると食感が変わるので加熱料理がおすすめです。
また、「どんな料理に使いたい?」を考えて、細切りやくし形・ざく切りなど、カットを変えて用意しておくと便利です。
冷凍手順
【用意するもの】
キャベツ
冷凍用保存袋:Mサイズで1/6玉、Lサイズで1/3玉程度が目安
【手順】
- キャベツを洗い、ざく切り・細切り・細めのくし形などにカットする
- ペーパータオルなどで余分な水分を拭き取る
- 冷凍用保存袋にキャベツを詰め込む
※なるべく平らにし空気を抜く
解凍方法
冷凍キャベツを料理に使う時は、事前に解凍しないでそのまま加熱調理します。もしキャベツがかたまっていたら、袋の上から軽くもんでパラパラにしてから使いましょう。
冷凍キャベツを使ったレシピはこちらをご覧ください。
また、冷凍したキャベツは解凍すると水分が抜けるので、コールスローや餃子の具に入れるときは、レンジで解凍してから水分を切って使うと便利です。
においが気になるときは、焼きそばやトマトスープなど、味が濃い目の料理に入れるのがおすすめですよ。
保存期間
冷凍したキャベツは、およそ2~3週間を目安に使い切りましょう。
保存期間が長くなると食感や風味が損なわれるので、できれば早めに使い切り、冷凍焼けや黒く変色した部分は、破棄してください。
下味をつけて冷凍する方法
キャベツは、下味を付けて冷凍することもできます。ほんの少し手間をかけておくだけで、さらに調理時間が短縮できますよ。
簡単味付けレシピ
【キャベツのカレー炒め風】
材料:キャベツ4枚(ざく切り)・チューブのおろしにんにく1.5㎝・オリーブオイル大1・カレー粉小1/2・顆粒コンソメ小1/2
- 冷凍用保存袋にすべての材料を入れる
- よくもんで混ぜたら、空気を抜いて平らにして冷凍
- 解凍は耐熱皿に入れ、ふんわりとラップをかけレンジ(600w)で4分加熱
【キャベツのコンソメ煮】
材料:くし形にカットしたキャベツ・顆粒のコンソメ小1.5・水150㏄
- 冷凍用保存袋にすべての材料を入れる
- よくもんで混ぜて、空気を抜いて平らにして冷凍
- 解凍は耐熱皿に入れ、ふんわりとラップをかけレンジ(600w)で5分加熱
【キャベツの梅煮】
材料:キャベツ4枚(2cmのせん切り)・チューブの練り梅3cm・和風だし小1/2・しょうゆ小1・水大4
- 冷凍用保存袋にすべての材料を入れる
- よくもんで混ぜたら、空気を抜いて平らにして冷凍
- 解凍は耐熱皿に入れ、ふんわりとラップをかけレンジ(600w)で5分加熱
まとめ
キャベツはカットすると鮮度が落ちやすく、冷蔵庫に保管してもおよそ1週間ほどが保存目安。まるごと1個購入した時は、早めに冷凍保存すると場所も取らずに便利です。
キャベツは、生のままカットして冷凍すると、およそ2~3週間は日持ちするので、用途に合わせてカットしておくと良いでしょう。
さらに、下味を付けて保存すると、電子レンジで加熱するだけなので、調理時間と洗い物も少なくてすみますね。
野菜は鮮度が大事ですが、食べきれない分は早めに冷凍保存するのも一つの手段。冷凍すると味が染みやすく、調理時間が短縮されるメリットもあります。
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また、使う量に合わせて注文パックが選べるので、無駄なく野菜が使い切れて、生ごみも出ないメリットも。
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