毎日の生活に欠かせない食事の準備。何度やっても「これどうにかならないかなぁ…」ってこと、ありませんか?
ここでは、調理に関する小ワザをご紹介。知っているといつかきっと、役に立ちますよ。
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【RIZAP COOK】
食材をおいしくする裏ワザ
【パスタ】
①パスタはフライパンで蒸しゆですると、コシのあるアルデンテに仕上がります。
- 大き目なフライパンにお湯を沸かし、塩一つまみとパスタを入れる
- 蓋をして火を止め、袋に書かれた時間でタイマーをセットするだけ
◎ふきこぼれる心配がなく、ガス代の節約にもなりますね。
②残ったパスタは、サラダ油とお酒をひと振りしておくと、一晩おいても美味しくいただけます。
- 残ったパスタにサラダ油を適量かけて、くっつき防止
- 酒小さじ1杯を振りかけ、全体になじませたら冷蔵庫で保存
③パスタをゆでる時、塩と一緒にバターを加えると美味しさが増します。
- パスタ300gに対してバター10g程度が適量
◎ゆであがったパスタがくっつきにくく、ソースも絡みやすくなります。バターの代りにオリーブオイルでも代用できます。
【食パン】
①乾燥したパンはトースト前に霧吹きや、やかんの蒸気に当てるとふんわり感が戻ります。
- 霧吹きで乾燥したパンを全体的に湿らせるか、やかんの蒸気に当てる(火傷に気をつけて)
- あとはいつも通りにトースターで焼くだけ
◎外はサクッと中はふんわり仕上がりますよ。また、食べきれない分はラップに包んで、早めに冷凍保存しておきましょう。
②焼きたてのパンは、早めにカットしてアルミホイルに包んで冷凍保存すると、解凍したときパサつきがなくなります。
- 1枚づつアルミホイルに包み、冷凍室へ
※アルミホイルはラップより熱伝導が優秀なので、美味しいまま冷凍できます。
【トマト】
①余ったトマトは冷凍しておくと甘みが増して、隠し味に最適です。
- ラップに包んで冷凍保存しておくだけ
- 凍ったままおろし金ですりおろす
◎炒めた玉ねぎと合わせて本格トマトソースや、サラダにかけても良いでしょう。シチューに利用するときは、丸ごと鍋に入れて煮込み、ヘタと皮が浮き上がってきたら取り除きます。
【ジャガイモ】
①ジャガイモの面取りには、金属製のざるがあると便利です。
- 皮をむいてカットしたジャガイモを、金属製のざるに入れてシェイクするだけ
◎面取りをすると煮崩れ防止と、火が均一に通るため調理時間も短縮できます。
【さつまいも】
①さつまいもは調理の前に塩水につけておくと、ホクホクに仕上がります。
- 食べやすい大きさにカットしたら、30分ほど薄めの塩水につけておく
◎塩水につけることで、アク抜きになるだけでなく、煮くずれ防止にもなり、甘みが引き出されホクホクと柔らかく仕上げることができます。カボチャにも使える裏ワザ。
②ふかし芋はラップと濡らした新聞紙で、チンするとしっとりしたふかし芋ができます。
- さつまいもをビショビショに濡らした新聞紙に包む
- その上からピッタリとラップで包む
- 中くらいの太さなら、1本で10分程度が目安
【カボチャ】
①煎茶でカボチャを煮ると、ホクホクで甘く仕上がります。
- 水をそのまま煎茶で代用するだけ
◎甘みが引き出され、ほっくりとした仕上がりに。その分味付けも薄めで大丈夫です。
②カボチャは煮る前に砂糖をふりけておくと、ホクホクの食感になります。
- 食べやすく切ったかぼちゃを鍋に入れ、砂糖をふりかけ
- 3時間程度おくと、かぼちゃの水分が出てくるので、あとは焦げない程度に水を足し、醤油で味付ければ完成
【おまけ】新鮮野菜の見分け方
【白菜】
葉っぱの先端が包み込むように巻かれていて、重量感のあるもの。カットしてある白菜は、芯にある切込みが白く、盛り上がってないものが新鮮な証拠。
【さつまいも】
できるだけ形がいいもので、皮の色がむらなくツヤがあるものを。表面に黒い斑点や、凹凸やキズがあるのは避けましょう。
【ジャガイモ】
指で押してかたい、皮にしわがない、実がしまっていてものを。大きすぎたり小さすぎるものは、味が落ちてることがあるので注意しましょう。
【サトイモ】
皮が少し湿っていて、付け根の切り口が白く、ボツボツや赤い斑点がないものを選びましょう。皮が乾いているのは古いものかもしれません。
【キャベツ】
大きさより、持ってみてずっしりとしたものを選びましょう。半分にカットされたものは、芯の切り口が黒い・乾いてるものは避けましょう。
【きゅうり】
曲がっていても品質には変わりありませんが、全体にハリとツヤがあるものを。表面のいぼがツンツンしてれば新鮮な証拠です。
【なす】
濃い紫色でハリとツヤがあり、ヘタの切り口が乾燥してないものを選ぶと良いでしょう。
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調理のコツ
【大根】
①大根おろしが辛いときは、お酢をかけると味がまろやかになります。
- 大根おろしは、葉もとに近い部分を使う
- おろすときは、円を描くようにやさしく動かすのがポイント
- それでも辛いときはお酢を少し、ふりかける
※大根おろしの辛みを抑えるには他にも、20秒ほど電子レンジで加熱したり、おろして1時間ほど時間をおく方法もあります。
②大根の部位によって使い分けましょう。
- 大根の葉:漬物や炒め物に
- 葉もと:サラダや大根おろしに
- 中間部:おでんやふろふきダイコンなどの煮物に
- 先っぽ:みそ汁の具や漬物に
【トマト】
①トマトの皮むきは湯むきよりじ、直火の方が早くむけます。
- トマトのヘタを取り、外側にフォークを指して直火にあてる
- 皮がプチっとはじけたら、日から外して冷水にあてるとキレイにむける
※先にヘタの部分をあぶっておくと、一気にむきやすくなります。
②完熟トマトは、一晩冷凍してから皮むきすると簡単にできます。
- 一晩カチカチに凍らせたトマトを流水に当てる
- 皮が破れ、果肉との間に水が入り込んでむきやすくなる
◎完熟したトマトは実が崩れやすいので、一晩凍らせると断然、皮がむきやすくなります。
知っておくと便利な小ワザ
【食パン】
①食パンを冷凍しておくと、いざという時のパン粉代わりに使えます。
- 冷凍した食パンをそのまま、おろし金ですりおろすだけ
- ミキサーやフードプロセッサーでも代用できる
◎市販のパン粉よりサラサラできめ細かいパン粉が作れます。乾燥したパンでも作れますが、冷凍してある方がすりおろしやすいですよ。
②パンをカットするときは包丁を温めておくとキレイに切れます。
- バットなどにお湯をはり、包丁をつけておく
- 使う直前に水気を拭いてパンをカット
- 1回切るごとに包丁を拭いておくと、切れ味がキープする
×ガスの日で包丁をあぶると、かえって切れ味が悪くなるのでやらないように。
【パスタ】
①パスタをゆでる時、サラダ油を使うとふきこぼれ防止になります。
- 鍋にたっぷりのお湯を沸かし、サラダ油を1滴たらす
◎茹であがりのパスタがくっつきにくくなり、ソースの絡みも良くなりますよ。
②パスタのふきこぼれ防止に、スプーンを使う方法もあります。
- 鍋にパスタを入れる時、一緒に金属製のスプーンを入れるだけ
【そうめん】
①そうめん・冷やむぎは、沸騰して1分ゆでるだけ、あとは余熱だけで仕上げます
- 沸騰したお湯にめんを入れ、底にくっつかないよう箸で混ぜる
- 1分ゆでたら火を止め、ふたをして余熱で仕上げる
◎暑い季節に火を使う時間を短縮、吹きこぼれる心配もなく、ガス代の節約にもなりますね。
【大根】
すりおろしてくうちに小さくなったら、爪楊枝を使うと便利です。
- 小さくなった大根に爪楊枝を2本刺し、楊枝をもってすりおろす
【玉ねぎ】
玉ねぎを刻んでも、目にしみない方法3つ
- 玉ねぎは10分ほど、水をはったボウルに漬けてからカットする
- 切れ味の良い包丁を使う
- 冷蔵庫でよく冷やしてから切るという手段
【ピーマン】
①ピーマンのヘタは、ドリンク剤やウィスキーのフタを使うと、種まできれいに取ることができます。
- ドリンク剤のフタ(金属製のもの)をピーマンのフタに被せ、押し込んでから引き抜く
◎この方法だと、ヘタの周囲がきれいに残るので、ピーマンの肉詰めがきれいに仕上がりますよ。
【やまいも】
①やまいもの皮をむくときは、スプーンを使うと凹凸があっても大丈夫。
- スプーンでこそげ落とすようにむいていく
- 凹みのある所は、スプーンの先を使って丁寧に
【レモン】
①レモンのワックスは塩で落とせます。
- レモンに軽く塩をまぶしてもみ、水洗い
◎塩もみすることで皮の水分が引き出され、色・香りも良くなります。
②レモンを搾るときは、レンジで加熱すると搾りやすくなります。
- レモン1/2個で20~30秒レンジで加熱
◎適度に柔らかくなるので、加熱前のおよそ2倍近くのレモン汁が搾れますよ。
まとめ
ふだん何気ない料理も、ちょっとしたコツと裏ワザでおいしく、しかも時短できます。生活するうえで家事は必ずついて回るもの、気分が乗らないときや疲れたときは、手を抜くことも必要ですよ。