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プランターと堆肥だけで野菜は育つ?野菜と堆肥の種類によって違います

土の画像 日常生活

プランターで上手に野菜を育てるには、通気性・保水と保肥力のある土が理想的。

なので一般的には、小粒の赤玉土:腐葉土=6:4を合わせた土に肥料分を加えれば、ほとんどの野菜が育てられます。

では「堆肥だけで野菜は育つか?」というと、じつは野菜と使用する堆肥の種類によって結果は異なります。


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家庭菜園で「堆肥だけで野菜を育てる」のはおすすめしない

堆肥だけで野菜を育てることは、可能ですがおすすめはしません。

例えば、ホウレン草や小松菜など、栽培期間が短い野菜なら、堆肥だけでも栽培できますが、ジャガイモやサツマイモ、カボチャなどはツルボケを起こし、実がならなかったり大きくならないことがあります。

堆肥は、土を野菜作りに向いたものに改良するための資材で、肥料とは違います。肥料分を含むものもありますが、野菜を育てるには、小粒の赤玉土に堆肥の腐葉土、少量の化成肥料を加えた土を使うとよいでしょう。

堆肥の効果的な使い方

堆肥は、プランター栽培でも効果的な土壌改良の材料になり野菜の成長を促し、栄養素を供給します。

効果的な使い方としては、プランターに堆肥を均一に混ぜ込み、そのまま種まきや苗を植え付けていきます。水やりするたびに堆肥の効果が発揮され、野菜の収穫量をアップしおいしい野菜を育てます。

堆肥のデメリットとは?

堆肥は栄養素が不均等なことがあり、野菜の成長に影響することがあります。また、品質の劣る堆肥は、微生物や害虫が発生することがあります。さらに、市販の堆肥には、化学物質や有害な微量金属が含まれることもあるので注意が必要。

例えば、配合物のバランスが悪いと野菜の成長に影響します。特定の栄養素が過剰に供給されると、野菜の根や茎が弱くなり、病気にかかりやすくなる可能性があります。

また、堆肥に微生物や害虫が混入していると、病気のもとになったり害虫被害が発生するかもしれません。堆肥を購入する際は、信頼できるメーカーを選び、成分表を確認しましょう。

プランターで育てやすい野菜の種類と堆肥の使い方

プランター栽培では、葉菜類や果菜類・根菜類など、多種多様の野菜を作ることができます。また、各野菜に適した堆肥を選ぶことで、収穫量を増やすことができます。

葉菜類には窒素

葉菜類は葉や茎を食べるので、栄養素をたくさん吸収する特徴があります。そのため葉菜類には、窒素が豊富な堆肥が適しています。窒素は、葉や茎の成長を促し、緑色の濃い葉を育てるのに役立ちます。

例えばレタスの場合、鶏ふんが良いでしょう。肥料分の入った培養土の場合、培養土:鶏ふん=2:1、そのほかの土を使い場合は、土:鶏ふん=1:1を要混ぜ合わせて使います。

また、葉菜類は早めに収穫することが多いので、定期的に窒素分を追肥をして栄養を補給します。

果菜類にはカリウムとリン

果菜類は実をつける野菜のため、栄養豊富な土壌が必要です。そのため、堆肥はカリウムやリンなどの栄養素がバランスよく含まれるものを使うと、実の発育や糖度アップに役立ちます。

例えば、トマトを育てる場合、リン酸肥料や骨粉を含む堆肥が適しています。これらの堆肥は、花芽の形成や実の成長を促い、美味しくて栄養価の高いをトマトを育てます。

また、ピーマンやナスにも、カリウムとリンを多く含む堆肥が適します。

用土の作り方は、肥料の入った培養土に完熟牛ふん堆肥を2:1、そのほかの土を使う場合は土:堆肥=1:1の用土に、バッドグアノや骨粉、魚粉などリン酸を多く含む肥料を混ぜてよくかき混ぜておきます。

野菜ごとに必要な栄養素が異なるため、それぞれの野菜にあった堆肥を使って育てることが重要です。

根菜類にはカリ

根菜類は地下部分を収穫するため、土壌の肥沃さと保水性が大切です。そのため、根菜類に適した堆肥は、有機物や水分を豊富に含み、土壌の保水力を高める草木灰がおすすめです。

例えば、人参をプランターで育てる場合、堆肥には腐葉土を使うと、土壌がフカフカで根の成長を促進します。また、保水力もあるので、根菜類が必要とする水分を適度に供給することができます。

また、ダイコンやジャガイモは、有機物が豊富な堆肥が適しています。根菜類は土壌の中で根を伸ばすため、土の中に栄養がいきわたることが重要だからです。

用土の作り方は、「果菜類」の用土にカリを多く含む草木灰を、一握りほど混ぜ合わせます。

市販の堆肥選びのポイントとは?

市販の堆肥選びにはいくつかのポイントがあります。まず、有機堆肥であることを確認しましょう。

有機堆肥には植物由来の成分を含んでおり、土壌改良や栄養供給に効果的です。また、堆肥の成分を確認し、窒素・リン・カリウムなど栄養素のバランスが良いものを選びましょう。なかでも、ニオイのない完熟牛ふん堆肥がおすすめです。

完熟した堆肥には悪臭がなく、手で触れるとサラサラとしています。未熟な堆肥は、根を傷めたり、病害虫発生の原因になるので、避けましょう。

購入した製品が未熟だった場合は、完熟させる必要があります。土と混ぜて2~3週間、放置してから使うようにしてください。

堆肥は手作りできる?

堆肥は、キッチンや身近な材料で作ることが可能です。生ゴミや野菜くず、茶殻なども利用できるので、堆肥作りは家庭ごみのリサイクルにも一役買ってくれます。

身近にある堆肥素材

【野菜くず】
料理で切り落としたもの、水分が多いので堆肥にするにはよく乾燥させて使います。栄養分が豊富で、よい堆肥が作れます。

【生ゴミ】
キッチンから出る生ゴミは肥料効果が高い好材牢に、十分に乾燥させてから使います。

【茶殻やコーヒーかす】
水分が多いため乾燥させてから。ニオイを吸収するので、家畜ふんと一緒に使うと効果的です。

【米ぬか】
そのままでも有機肥料として使えますが、堆肥に使用すると微生物の増殖を助けます。

【おから】
水分を多く含むので、乾燥した素材と一緒に使うとよいでしょう。栄養分が多いため、使い過ぎには要注意。

堆肥の作り方

身近な素材や生ゴミを再利用して、自家製堆肥を作ることができます。ですが、作る量にもよりますが時間(2ヶ月~1年)と体力が必要です。

《自家製堆肥の作り方》

詳しい内容は「実録!“自家製堆肥”を腐葉土と米ぬかとお家の野菜くずで作りました」を参照してください。


ルーフェン(loofen)を使うと堆肥作りが簡単

ルーフェン(loofen)は、世界で120万台販売した大ヒット商品で、ボタン1つでいつでも追加投入可能、ゴミ箱のような家庭用ゴミ処理機です。

乾燥した生ゴミは、ただ水分が抜けた状態のため、堆肥として使用するにはもう一度水分を吸収し、微生物が分解し完熟させる必要があります。

堆肥作りの手順

  1. キッチンなど、ゴミが捨てやすい場所にルーフェン(loofen)を設置
    ※電源がある場所
  2. 生ゴミをルーフェン(loofen)に投入
    ※大きな骨や堅いものは避ける
  3. 中のゴミが乾燥しきったら、一旦袋などにまとめておく
  4. ある程度乾燥された生ゴミがたまったら、いよいよ堆肥作り。パリパリになった生ゴミを細かく砕いておく
  5. 普通サイズのプランター(65㎝幅)を用意し、土を入れる(12ℓ)
  6. その中に乾燥生ゴミを紙コップ(200mlサイズ)8杯分を入れてよくかき混ぜる
  7. 少し湿らす程度に水やりし、日陰で保管
    ※夏は1~4週間、冬は1~3ヶ月寝かせて熟成させる
  8. 週に1度は、空気を含ませるよう全体をかき混ぜる
  9. 種まきや苗を植え付ける際は、表面に約2~3㎝の土をかぶせ、熟成された土に種や根が直接触れないようにする

自家製の堆肥作りに比べ、ルーフェン(loofen)を使った堆肥作りは、簡単で手間がかかりません。また、ルーフェン(loofen)は、ニオイや害虫の発生を抑える機能も備えているので、堆肥作りも快適で便利です。

ルーフェン(loofen)は、公式通販サイトで購入すると、21%OFF・さらに1万円OFFクーポン付きなので、月々2,033円の24回払いで購入できます。さらに、居住地域の「助成金」を利用すればさらにお得になります。

堆肥をうまく使いこなそう・まとめ

堆肥は肥沃な土壌を作り、野菜の成長と収穫量を増やす効果があるため、家庭菜園では欠かせませんが、堆肥だけで野菜を育てるのはお勧めできません。

健康的な植物を育てるなら、堆肥はプランターの土に直接混ぜ込むか、追肥として表面に敷き詰めるとよいでしょう。

一方、堆肥にもデメリットがあります。

適切に調整されてない堆肥は、土のpHバランスを崩し、野菜の成長を妨げることがあります。また、過剰な堆肥の使用は、病害虫を引き起こす可能性があります。市販の堆肥を使うときは、完熟されたものを使用し、成分を確認しましょう。

堆肥は、身近な材料や生ゴミを使って、手作りすることができますが、手間と時間がかかります。その点、家庭用ゴミ処理機のルーフェン(loofen)を使うと、簡単に栄養豊富な堆肥作りが可能です。