ミニダイコンは、場所を取らないペットボトルでも栽培できます。ただし、養分や水分が少ないと生育が悪くなって太りに影響が出るので、この点は油断ができません。
では早速、ミニダイコンをペットボトルで育てる方法をご紹介します。
ミニダイコンをペットボトルで育てる方法
ミニダイコンといっても、葉っぱの大きさは相当なもので、30㎝は伸びるものもあります。ですが、大根の成長に葉の大きさは関係ないので、2ℓのペットボトルを縦にすると、ちょうどよく栽培できます。
【用意するもの】
- ミニダイコンの種
- 野菜用培養土
- 2ℓの空きペットボトル
【準備】
- ペットボトルの底の部分を開口部にするため底部分を切り取る
- 飲み口のところから広がりを持つ部分に、直径1cmほどの穴を4~8か所空ける
- 飲み口と穴の部分から土が出ないよう、不織布をを被せておく
- 水はけを確保するため、吊るしたり支えをおくなどして、容器を少し浮かせると良いでしょう
準備完了!
【種まきから収穫まで】
- ペットボトルに培養土を入れ、水をかけて土が安定させる
- 土の中央に5㎜ずつ離して5ヶ所穴をあけ、1粒ずつまいて軽く土を被せる
- 霧吹きで追加の水をお湿り程度にかけておく
- 発芽し双葉が揃ったころから間引きをはじめる
- 本葉が1枚増えるたびに間引きを繰り返し、最終的に1本立ちにする
- ペットボトルの長い方向と平行して双葉が開いたものを残すと成長が良くなる
- しだいに葉が大きくなり、一番外側の葉が水平になったら収穫のタイミング
ダイコンは肥料分が少ない土でもよく育ちます。逆に有機物や肥料分が多いと、先が割れたり辛くてかたいダイコンになるので追肥は不要です。
「ミニダイコン」といっても、ラディッシュほどの大きさから、根の太さが5cm以上になるものまでいろんな種類があり、それを楽しむのもいいかもしれません。
ですが根野菜なので、土が深くないとダイコンにはなりません。そこで便利なのが2ℓのペットボトル。
葉が大きく茂っても、土自体に横幅は必要ないため、2ℓのペットボトルを縦のまま使うという方法。1本に1本ずつ育てるので、場所の移動も簡単で、空中栽培のように吊るして育てることも可能です。
ミニダイコンの種まきは4月になると、とう立ちが早くなり、本葉が2枚でも花が咲いてしまうことがあるので、春まきの場合3月までにしておきましょう。また、秋まきはお盆過ぎからで、寒い時期には防寒対策が必要です。
まとめ
ミニダイコンは、2ℓのペットボトルを縦に使って育て、空中につるして栽培すると場所も取らず便利です。また、大根は肥料が少なくても育ち、初心者でも始めやすい野菜なのでぜひ挑戦してみてください。
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