エリンギをパックに入れたまま未開封で保存すると
- 空気に触れて酸化(傷み)しやすい
- 湿気がこもり水分がつきやすくなる
ことが原因で2~3日経過すると、軸や傘の裏側の色が変色したり黒ずんできます。
なので、エリンギを購入したら湿気のこもりやすいパックからすぐに取り出し、キッチンペーパーなどに包んで保存袋に入れ、冷蔵庫で保存すると、およそ1週間は美味しく食べることができます。
ここではエリンギを、未開封で保存してはいけない理由と、賞味期限について解説します。
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エリンギの賞味期限は未開封だと短くなる原因
エリンギはパックのまま保存すると、空気に触れているため酸化して変色してきます。
また、エリンギを含むキノコ類は収穫された後も生き続けており、呼吸をしています。なので、パックのまま未開封だと内部に水滴がついて、カビが発生しやすくなります。
特にエリンギは水分に弱い食材なので、水気がつくことで傷みやすくなるのです。
【エリンギは水洗いしない】
エリンギは水に弱い性質があるので、保存するときは水洗い厳禁です。汚れが気になるときはその部分だけ取り除き、余分な水分をしっかり拭き取って、温度変化の少ない野菜室で保存するのがおすすめです。
賞味期限の目安は1週間
エリンギはスーパーなどで、常温で売られていまが、購入したら冷蔵庫で保存するのが基本。また、パックに入れたままでは劣化しやすいので、キッチンペーパーに包んで保存袋に入れ、およそ1週間を目安に食べきるようにしましょう。
「賞味期限」とは
袋や容器を空けないままで、書かれた保存方法を守って保存した場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。
農林水産省・HPより
エリンギは生鮮食品で、収穫や出荷の状況・鮮度の度合いが異なり、「いつまで大丈夫か?」という期限を決めることが難しいため、「賞味期限」の記載がありません。
※サイト内で言う「賞味期限」とは「一般的に美味しく食べれる期限」という意味で使用しています。
保存方法によって賞味期限が違ってくる
エリンギの保存方法には、生のまま(カットor丸ごと)・調理して・オイルに漬けて・カットして冷凍・乾燥の5種類のやり方があり、それぞれ保存期間が違います。
保存方法 | 保存日数 | おすすめ度 |
①‐1生(パックのまま未開封・冷蔵) | 2~3日 | × |
①‐2生(カットして・冷蔵) | 2~3日 | × |
①‐3生(丸ごと・冷蔵) | およそ1週間 | 〇 |
②調理して(常備菜・冷蔵) | およそ1週間 | 〇 |
③オイル漬け(冷蔵) | 1~2週間 | ◎ |
④カットして(冷凍) | およそ1ヵ月 | ◎ |
⑤乾燥させて | およそ半年 | 〇 |
エリンギをカットして保存しようとすると、パックのまま未開封で保存した時と同じくらい、賞味期限が短くなるので早めに使い切りましょう。保存するときは、ラップに包んで保存袋に入れ野菜室へ。
また、作り置きのおかずとして冷蔵庫で1週間保存ができますが、サッと炒めて塩コショウだけで下味を付け、粗熱をとってから冷凍保存することも可能です。
ちょっと手間をかけて、オリーブのオイル漬けを作っておくのも一つの手段。詳しいレシピはこちらを参考にしてみてください。
そしておすすめの保存法は、「エリンギの冷凍保存」です。好きなサイズにカットして、冷凍用の保存袋に入れ空気を抜いて冷凍庫へ。
エリンギは冷凍保存することで、旨味成分が増して美味しくなり、調理するときも冷凍のまま使えるので、とっても便利ですよ。詳しくは下記の記事を参考にしてみてください。
(乾燥エリンギの作り方も解説してます)
エリンギが腐る・食べれない基準
エリンギには、賞味期限の表示が義務付けられてないので、「腐った?食べれない?」かどうかは、目で見て匂いを嗅いで判断するしかありません。
エリンギが腐るとどうなるか?
【見た目で判断する基準】
- カサの裏側や軸の部分が濃い茶色に変色してる
- 全体の表面にぬめりがある
- 表面に水が浮いてる
- カビが生える
【臭いで判断する基準】
- アンモニアのようなニオイがする
- 酸っぱいニオイがする
エリンギは生ものですから、シャキシャキとした食感が楽しめるよう、早めに調理することをおすすめします。
カビか?菌糸?迷ったときは食べない
エリンギを買ってすぐに調理しないでおくと、糸のような菌糸がつくことがあります。大抵の場合、洗い流せば問題ありませんが、カビとの区別がつきにくいため、食べない方が無難といえます。
キノコ類は生で食べてはいけない
生のキノコ類には「ホルムアルデビド」という、発がん性があると言われる物質が含まれてます。またこの物質は、加熱することで減少するので、キノコ類は必ず加熱調理してから食べましょう。
また、キノコ類は食物繊維が強いため、消化のためにも加熱した方が良いでしょう。
まとめ
エリンギは、一般的に美味しく食べれる「賞味期限」はおよそ1週間ですが、パックに入ったまま未開封で保存すると、2~3日しか日持ちしません。
エリンギを1週間持たせるには、キッチンペーパーに包んで保存袋に入れ野菜室で保管するのが基本ですが、他にもオイル漬けにしたり、冷凍や乾燥させて保存することも可能です。
とはいえ長く保存すると、その分歯ごたえがなくなるので、エリンギのシャキシャキ感を楽しみたいなら早めに食べるのがイチバンですよ。
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