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毎日骨太は牛乳じゃない?カルシウムが強化された「乳飲料」です

牛乳の画像

雪印の「毎日骨太」は、牛乳コーナーで売られてますが、分類的には牛乳ではなく乳飲料です。

では、「牛乳」と「乳飲料」どう違うのか?詳しく解説します。

冷温熟成するおいしい牛乳
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グラスフェッドの『なかほら牧場』

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乳飲料の「毎日骨太」、牛乳との違いは何?

「毎日骨太」と一般的な牛乳、まずは原材料が違います。

原材料のちがい

一般的な牛乳の原材料は100%生乳で、これを加熱殺菌しています。なのでミルク本来の味に近く、生乳とほぼ同じため、季節によって微妙に成分が変わることもあります。

これに対し乳飲料は牛乳と同じ生乳を主原料として、乳製品以外の素材を加えています。「毎日骨太」の場合、カルシウムやビタミンD、牛乳に含まれる希少なタンパク質MBPが配合されてます。

牛乳には種類がある

牛乳には7つの種類があり、なかには「牛乳」と表記できないものもあります。

種別概要生乳の割合牛乳表記
一般的な牛乳・原料は100%生乳
・加熱殺菌されたもの
生乳100%OK
乳飲料
(毎日骨太等)
・生乳や乳成分を主原料に
乳製品以外のものを含む
NG
成分調整牛乳
・生乳から乳脂肪分などを
調整して濃度を変えたもの
生乳100%OK
低脂肪牛乳・乳脂肪分を0.5~1.5%に
調整したもの
生乳100%OK
無脂肪牛乳・乳脂肪分を0.5%未満に
調整したもの
生乳100%OK
加工乳・バターや脱脂粉乳などを
生乳に加えたもの
NG
特別牛乳・特別に認可された施設で
製造される濃厚なもの※
生乳100%OK

牛乳類の成分規格は他にも、乳脂肪分・無脂乳固形分などの基準も設けられています。

「毎日骨太」のような乳飲料に分類されるものには、カルシウムやビタミン、鉄分などを加えた”栄養強化タイプ”や、コーヒーや果汁などを加えた”嗜好飲料タイプ”など、色々な商品が販売されています。

また、乳飲料以外にも加工乳と呼ばれるものも「牛乳」ではないんですね。例えば、「小岩井まきば 濃いミルク」は加工乳なので、「牛乳じゃない」ってことです。

※「特別牛乳」とは?

乳等省令(乳及び乳製品の成分規格等に関する省令)によって特別牛乳さく取処理業の許可を受けた施設で製造された無調整牛乳で、特別牛乳として販売されるものである。特に優れた飼育環境や特別な牛乳処理施設が必要とされ、日本全国に4ヶ所しか存在しない。

◆福岡県 農事組合法人 白木牧場
◆神奈川県 雪印こどもの国牧場
◆北海道 想いやりファーム
◆京都府 クローバー牧場

Wikipediaより

牛乳と「毎日骨太」の成分はどう違う?

ミルクの画像

成人1人当たり、カルシウム1日の目標値は600~800mgですが、毎日骨太ならおよそコップ2杯(400ml)で1日分のカルシウム量をカバーできます。

エネルギーカルシウムタンパク質脂質炭水化物食塩相当その他の成分
毎日骨太/200ml中97kcal340mg6.0g3.9g9.5g0.21gビタミンD2.75μg
MBP®20㎎
森永のおいしい乳/200ml中137kcal227mg6.8g7.8g9.9g0.21g

また、体の中でカルシウムの利用効率を高めるにはビタミンDが必要。「毎日骨太」はコップ2杯(400ml)で、成人1日のビタミンD・目標値(8.5㎍)のおよそ60%が含まれてます

つまり、「毎日骨太」は牛乳ではありませんが、牛乳以上にカルシウムを効率よく摂取できる飲み物なんですよ。

料理に使うとどうなる?

牛乳を使う料理の画像

作る料理にもよりますが、無脂乳固形分が高いほど牛乳の風味が強く感じるため、「毎日骨太」のような乳飲料は不向きといえます。

乳脂肪分無脂乳固形分
一般的な牛乳3.0%以上8.0%以上
毎日骨太(乳飲料)乳固形分3%以上

牛乳は、水分が87.4%・乳固形分が12.6%に分かれ、さらに乳固形分は、無脂乳固形分が8.8%・乳脂肪分が3.8%です。

つまり、乳飲料には牛乳のコクや独特な味わいを感じる成分が少ないため、料理の味もあっさりと仕上がることになります。

まとめ

「毎日骨太」は、スーパーなどでは牛乳コーナーで売られてますが、本当は牛乳ではなく”乳飲料”です。

ネーミング通り、効率よくカルシウムを摂取できるのが特徴で、カロリーも牛乳より低く脂質も約半分に抑えられとってもヘルシー。

健康第一に考えるならおすすめですが、料理にはちょっと不向きな点もあるので、上手に使い分けると良いでしょう。

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