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映画シングのあらすじと伝えたいことは?最後にマイクがどうなったかラストシーンについても

動物だけが住む世界で、バスター・ムーンは「ムーン劇場」を経営していますが、観客数が減少し劇場は倒産の危機。そこでバスターは劇場を立て直すため、かつてない歌のオーディションを開催することを思いつきます。

おもな候補は、ブタのロジータ&グンター・ネズミのマイク・ヤマアラシのアッシュ・ゴリラのジョニー・ゾウのミーナ。人生を変えるチャンスを掴むため、それぞれの悩みや思いを胸に劇場に集結し、リハーサルに向けて奮闘しますが…

なかでもネズミのマイクは、イカサマギャンブルに手を染め、熊の大男たちに追いかけ回される羽目になり、そして最後どうなったか?映画シングで伝えたいこと一緒に解説します。


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映画シングの登場キャスト

映画シングは、倒産寸前の劇場支配人バスターと、歌うことが大好きな訳あり動物たちが多数、登場します。

登場キャスト

バスター・ムーン:劇場の支配人でコアラの男性

ミス・クローリー:劇場の事務員で200歳のイグアナの老婆

ナナ・ヌードルマン:かつて大物舞台女優として活躍していた羊の老婆

エディ:バスターの親友・ナナ・ヌードルマンの孫にあたる羊の男性

ロジータ:25人の子どもをもつ歌が大好きなブタの主婦

グンター:ロジータのパートナーとして抜擢されたブタの男性

ジョニー:窃盗団の父親を持つゴリラの少年

アッシュ:彼氏と一緒んパンクロックのバンドを組んでいたヤマアラシの少女

ミーナ:極度な恥ずかしがり屋なゾウの少女

マイク:歌も演奏もプロ並みなネズミの男性

ビッグ・ダディ:ジョニーの父親で窃盗団のボス

ランス:アッシュの彼氏でヤマアラシの男性

ノーマン:ロジータの夫

ジュディス:バスターに返済を迫る銀行員のリャマの女性

ボス熊:マイクを追いかけ回す熊のごろつきのボス

ナンシー:マイクが一目惚れする白ネズミの女性

映画シングはどんな話かあらすじまとめ

楽天的なバスターと、それぞれ複雑な事情を抱えながら、スターを夢見る仲間たちによる物語。

前半:オーディションから劇場崩壊

バスター・ムーンは子どもの頃、父親に連れられたショーの舞台に感動し、宇宙飛行士の夢を捨て父の援助で劇場主になりました。

しかし、ヒット作を生み出すことができず、公演関係者への報酬支払いも滞り、銀行からの返済要求も絶えず届くという厳しい状況に立たされます。

そんな中、バスターは新しい劇場の目玉として、賞金1000ドルで歌のオーディションを開催することを決定。しかし、事務員のミス・クローリーの手違いで、賞金「10万ドル」と記載されたポスターがバスターのチェックなしで街中にばらまかれてしまいます。

翌日、街中には多くの動物たちが集まりました。オーディションを通過し、最終的にステージに立つことになったのは

  1. ロジータ(ブタ):歌が大好きな主婦
  2. グンター(ブタ):ダンスが得意な男性
  3. ジョニー(ゴリラ):窃盗団のボス・ビッグ・ダディの息子
  4. マイク(ネズミ):ストリートミュージシャン
  5. アッシュ(ヤマアラシ):彼氏とバンド活動するパンクロッカー、彼女だけがオーディションを通過

しかし、本番の曲目や衣装はすべてバスター・ムーンの独断で決められ、出演者たちは戸惑いを隠せません。

そしてバスターは、賞金が誤って10万ドルと記載されていたことを知り、自力では用意できない大金を用意するため、大金持ちの息子で友人のエディと一緒にエディの祖母を訪ねます。

エディの祖母は、バスターが劇場主を夢見るキッカケになった、舞台女優ナナ・ヌードルマン。バスターは何とかナナにリハーサルを見に劇場へ来る約束を取り付けることに成功します。

一方、アッシュは恋人が浮気している現場に遭遇し、別れを告げるも立ち直れない状況。

ロジータはペアになったブタのダンサー・グンターと相性が合わないばかりか、練習と家事の両立にも悩み中。

ジョニーは練習に参加したいあまり、父親の窃盗計画を台無しにしてしまい、結果的に父親は収監され、絶縁を宣言されてしまいます。

マイクは自分が賞金を獲得できると信じて、10万ドルを手に入れるために銀行でカードを作り、カジノで遊びほうけていました。しかし、イカサマがばれ、熊のゴロツキに追われる身となるのです。

恥ずかしがり屋なゾウのミーナは、自身の性格が災いしてオーディションで歌うことができず、再審査を求めバスターを訪ねますが、彼女は機器を操作する舞台係を任されることになりました。

バスターは、エディとミーナと一緒に舞台を巨大な水槽に改装、雇ったホタルイカを踊らせる演出を行います。そしてリハーサル当日、エディと一緒にロイヤルシートに招かれたナナは、その新しい演出に目を奪われます。

しかし、マイクの出番になったところで、彼を追っていた熊たちがステージに乱入、バスターたちが止めに入りました。そこで、賞金が入っているとされる宝箱が開けられ、10万ドルが準備されていなかったことが皆の前で明らかにされてしまいます。

さらに、重量オーバーで床の水槽に亀裂が走り、ものすごい勢いで水が流れ出し、劇場は濁流にのまれて水没、完全に崩壊することに。幸い、死傷者は出なかったものの、劇場が建っていた土地は銀行に差し押さえられてしまいました。

後編:洗車屋から劇場再建

劇場と自宅を失ったバスターは意気消沈、エディの部屋に引きこもりました。

出演者たちがそんなバスターを心配して声をかけるも、楽天家なバスターもさすがに落ち込み、心無い言葉でみんなを傷つけてしまいます。

その後、バスターはミス・クローリーと共に父と同じ職業の洗車屋を始め、友人エディも手伝います。

そんなある日、バスターの耳に素晴らしい歌声が聞こえました。バスターは洗車の手を止めて、歌の聞こえる劇場跡の廃墟へと向かうと、そこにいたのはヘッドホンをして無心に歌うミーナ。

彼女の歌に心を揺さぶられたバスターは、崩れ落ちた劇場のガレキを撤去し、仮設の野外劇場を作ってそこで改めて公演を行うことを決意します。

バスターが崩壊させた劇場での無謀な計画に、テレビのニュース番組が興味津々でカメラを回し、生中継を始めます。観客のほとんどは身内や関係者で、徐々に客席は埋まっていきます。

トップバッターのグンターとロジータは息の合ったダンスと歌で会場は大盛りあがり。

最初は冷やかしのつもりだったニュース放送も、演者たちの素晴らしいパフォーマンスにキャスター自身も引き込まれ、さらに視聴者たちも次々と劇場に詰めかけ、やがて会場は満員になります。

収監先のテレビで歌っているジョニーの姿を見たビッグ・ダディは、息子の素晴らしい歌声に感動し、刑務所を抜け出して息子と和解し、抱きしめ合います。

 アッシュの出番では、銀行員ジュディスが公演を中止させようと伴奏の電源を切ってしまいますが、アッシュは足を踏みならし、ギター1本で熱唱し、大歓声を浴びます。

無報酬で出演をやめようとしていたマイクも、街中でテレビ中継に熱中する観衆の様子を見てプロの意地を見せ、舞台に立ちます。

トリに選ばれたのはミーナで、最初は緊張して足を踏み出せなかったものの、バスターに「歌って(Sing)」と励まされて決意し大喝采を浴び、客席にいたナナも笑顔で拍手を送りました。

その後、ナナが土地を買い取り、劇場は再建され歓声を浴びながら再びオープンしました。

映画で伝えたいこと

映画シングのテーマは、タイトル通り『歌』。

オーディションに集まった彼らは、はじめ賞金やスターになること、自分の実力を見せつける欲求があり、目的としていました。

ですが次第に、歌うことで本当の自分を表現できるようになったり、悩みや困難を乗り越えられるようになります。つまり歌は、自分自身や周囲の人々の心を動かすことを知るのです。

映画シングでは、歌は人の心を救うことができることを伝えていると思います。

ラストシーン:最後にマイクはどうなった?まとめ

ネズミのマイクは、野外ステージでミーナの歌を聞いてる最中、熊に捕まり一度は食べられてしまいます。

そこへ、白ネズミのナンシーが車で駆けつけマイクを救うのですが、逃走車にはしっかりと熊がしがみついてましたね。

映画のシングには、続編の「ネクストステージ」があり、そこにマイクの姿はありません。なので、その後のマイクに関しては

  1. 熊に捕まって食べられたという死亡説
  2. 銀行の借金もあることから街を去った説

という2つの説が考えられますが、公式には何も名言されてません。

ただ「映画シング/ネクストステージ」では、マイクの吹き替えをしてた山寺宏一さんが、サルのクラウス役で登場するので、ちょっと混乱しますね。

映画シングは、動物世界で倒産寸前の劇場支配人バスターと、複雑な事情を抱えながらも、歌うことが大好きな訳あり動物たちが登場する、親子で楽しめる映画です。

作品の中では、有名ミュージシャンの曲が60曲以上も使用されていて、日本では世界で唯一歌うシーンも吹き替え制作されているので、楽曲シーンも見応えありです。


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