映画のSシングは動物たちが住む世界で、取り壊し寸前の劇場を救うため、世界最高の歌のオーディションを企画する劇場支配人と、オーディションに参加する訳ありな動物たちの物語。
映画の中では60曲以上のヒットナンバーが使用され、日本語吹き替えでは世界で唯一、歌うシーンも全編吹き替えで制作されてます。
ここでは、映画シングの登場キャラ一覧や日本語吹き替え声優について紹介します。
映画シングの登場キャラクターと吹き替え一覧
映画シングにはたくさんの個性的な動物たちが登場します。
バスター・ムーン:コアラの男性
日本語吹き替え:内村光良
劇場の支配人で、6歳のとき父親に劇場へ連れて行ってもらい、ナナ・ヌードルマンの舞台に感動したのをキッカケに、父親の援助を得て劇場を購入したコアラ。
性格は楽天的で、落ち込んだときは「恐怖に負けて夢を諦めるな、どん底に落ちるのも悪くない。もう行き先は1つしかない、上にあがるだけ!」をモットーに試練を乗り越えていきます。
マイク:ネズミの男性
日本語吹き替え:山寺宏一
音楽院出身ということもあり、歌も演奏もプロ並ですが、プライドが高く癖のある性格。
体が小さいことにコンプレックスを抱いていて、そのためか自分を大きく見せようとして、怖いもの知らずの行動に出ることもがあり、常にトラブルを巻き起こす厄介な存在です。
ミーナ:ゾウの少女
日本語吹き替え:MISIA
体は大きいものの、極度な恥ずかしがり屋で、いざというときに実力を発揮できない少女。
心から歌うことが大好きだが、観客を前にすると足がすくんでしまう…そんなときバスターから「ボクが言ったことを思い出してごらん。ただ歌えば良いんだ、歌い始めればもう何も怖くない。歌って!」と言われ、観客を魅了する歌声を披露します。
ロジータ:ブタの主婦
日本語吹き替え:坂本真綾
夫と25人の子どもの世話をする、歌うことが大好きな主婦。
歌のオーディションを受け見事合格したが、インパクトが弱いことからブタの男性・グンターの組まされ、うまくダンスが踊れずに悩んでしまう。
アッシュ:ヤマアラシの少女
日本語吹き替え:長澤まさみ
彼氏と一緒にパンクロックのバンドを組んでる女の子。
オーディションではアッシュのみが合格、彼氏とはすれ違いが生じてコンビを解散し、自分自身で曲作りを始めます。
ジョニー:ゴリラの少年
日本語吹き替え:大橋卓弥(スキマスイッチ)
親は窃盗団のボスで、後を継ぐことを期待されてるが、内心ではミュージシャンになりたい少年。
ステージでは、ピアノの弾き語りをするため、必死にピアノの練習をし、たくさんの歓声を浴びるほどのパフォーマンスを披露します。父親にも「ジョニー、お前を誇りに思うぞ」と言われて、歌手になることを許してもらえます。
グンター:ブタの男性
日本語吹き替え:斎藤司(トレンディエンジェル)
明るい性格で、いつもテンションが高く、レオタード姿でキレのあるダンスを披露する。
ペアを組むロジータが踊れないことに悩んでいると、「頭でっかちじゃ踊れないって、ステップのことなんか忘れてただ踊ればいいの、ボディーとソウルで!」と言って励まします。
ナナ・ヌードルマン:羊の老婆
日本語吹き替え:大地真央
バスターが劇場を始めるキッカケとなった舞台女優で、友人であるエディのおばあさん。
年齢は90歳を超えており、裕福ながらも孤独に暮らしており、バスターの劇場再建に協力してくれる、心優しい大物女優です。
ミス・クローリー:イグアナの老婆
日本語吹き替え:田中真弓
200歳にもなると言われる老婆で、劇場の事務員。
義眼の右目が飛び出したり、オーディションの賞金額を2桁間違うなど、たびたびトラブルの張本人となるが、バスターにとって必要な存在のようです。
エディ:羊の男性
日本語吹き替え:宮野真守
バスターの親友で、ナナ・ヌードルマンの孫。
裕福な家庭に育ち、親からは自宅の離れに部屋を与えられているが、なかなか自立ができず、何かとバスターの手助けをする心優しい羊です。
ビッグ・ダディ:ゴリラの男性
日本語吹き替え:石塚運昇
白兎の覆面を被ったギャング団のボスで、ジョニーの父親。
息子に窃盗の手伝いをさせ、ジョニーが本当にやりたいことに耳を傾けようとしなかった。が、刑務所内で息子の歌ってる姿をテレビ出見ると、牢屋から脱獄し息子に会いに行き「お前は俺の誇りだ」と言って和解します。
ランス:ヤマアラシの男性
日本語吹き替え:谷山紀章
アッシュの元彼。
バンドを組んでいたアッシュだけが、歌のオーディションに合格したことからすれ違いが生じ、ベティと浮気したことで、アッシュから別れを告げられてしまいます。
ノーマン:ブタの男性
日本語吹き替え:奈良徹
ロジータの夫で、毎日仕事は多忙なこともあり、育児や家事はすべてロジータに任せっきりです。
ナンシー:白ネズミ
日本語吹き替え:水樹奈々
マイクがカジノで出会った白ネズミの女性。
マイクと付き合いはじめ、熊の大男に追いかけ回されるマイクを助け、一緒にどこかへ逃げ去ってしまいます。
まとめ
映画シングは、歌うことが大好きな動物たちが、スターを目指して悩みを乗り越え奮闘します。
日本語版では、内村光良・山寺宏一・長澤まさみ・大橋卓弥(スキマスイッチ)・MISIA・大地真央など吹き替えを担当、家族で楽しめる見ごたえがある作品ですよ。