アニメ「まほあく（かつて魔法少女と悪は敵対していた。）」に登場するミラは、地上侵略を目論む悪の組織の参謀ですが…世界の平和を守る「魔法少女」の深森白夜と出会い、彼女に一目惚れ、彼の片思いが始まります。
そしてミラは白夜の態度に翻弄され、「何だこの感情は…」と「悶デレ悪の参謀」発動！
さらに白夜に対する、抑えきれない気持ちと連動して、彼のメガネは時々割れることがあります。
ミラが「悶デレ参謀」と言われる理由
ミラは本来、悪の組織の参謀。
「悪のエリート一家に生まれ、悪のエリート街道を歩み、悪のエリート職につき、ついには悪の王の片腕」となり、参謀としての自信とプライドがあります。
悪の組織は地上侵略を目論んでいて、それを邪魔する魔法少女を討伐するのが彼の役目であり、手柄をたてたいところですが…
ミラは魔法少女、白夜と対峙したとき不覚にも「一目惚れ」してしまいました。そして、彼女を喜ばせるため、会うたびにプレゼント（おもにスィーツや高級食材など）を持参。
そしてミラは、白夜を見ているだけで「可愛い」と思い、何気ない言葉に翻弄され理性を失いかけるという失態を見せるようになります。
参謀としての立場と、白夜のことが好きすぎてたまらないという感情の間で、たびたび悶絶し「悶デレ悪の参謀」と呼ばれるようになりました。
悶デレするポイントは？
ミラは白夜と出会う前、「他者を力で制圧すること」に迷いはないと断言していました。そうやって、悪のエリート人生を歩んできたはずなのですが…
彼女と出会ってからというもの、自分でも「挙動不審ではないか？」と自覚するほど、悶絶する場面があります。
例えば…
彼女へのおみあげであるシフォンケーキを二人で食べてるだけでも、胸が苦しくなったり、白夜の何気ない仕草にも、悶絶…（白夜と出会って間もない頃…）
白夜から嬉しい言葉を聞いただけで、理性を失いそうになり…
と、たびたびミラは自分の立場と、白夜への気持ちの間で揺れ動き、「悶デレ悪の参謀」となります。
結ばれない前提なのか？
ミラは悪の組織に属する者で、地上で通用するブラックカードを持っていたり、通販で買物したりしてますが、人間ではないんですね。
一方の白夜は、中学を卒業した１５歳の少女、変身して魔法少女になれる人間です。
なので、始めから二人は結ばれない前提なのかもしれません。だとすると、ミラが白夜に対する気持ちに苦しむのも理解できると私は思いました。
ミラのメガネが割れるのはなぜ？
ミラのメガネが割れるのは、白夜の前でだけ。そして、はじめて彼のメガネが割れたのも、白夜に一目惚れしたときでした。
ミラは、悪の組織に属する参謀であり、部下からはその後姿から、”殺意”を感じるほど恐れられています。
そんな彼ですが、白夜の前では異常に心が反応し、揺れ動くことでメガネが割れるのではないかと思われます。
どんな場面でメガネは割れる？
例えば、白夜が御使さんに怪しげな”高級クラブ”で働かされてるとき、ミラは心配になって部下を連れてお店を訪れます。そして不意に、「あの、お酒おつぎします。…参謀さん？」と白夜が現れた瞬間、”パリン！”
ある時、地上侵略のためスライム投下作戦を実行、人間の様子を見にモニター室へ行くと、そこには魔法少女に変身した白夜が、必死にスライムを食い止めてる姿…”パリン！”
また、白夜に参謀仲間であるフォーマルハウトを紹介したときのこと、白夜ははじめて「参謀さん」の名前をミラだと知ります。そして彼女から「…ミラさん…」と呼ばれただけで、”パリン！”
これを見たフォーマルハウトも、「どうしたミラ、やられたのか！メガネが粉々に！」と心配してました。
こんな感じに、ミラのメガネが割れるときは、白夜への抑えきれない気持ちと連動していることがわかりますね。
割れるのは眼鏡だけじゃない？
割れるのはミラのメガネだけではありません。
例えば、高級クラブの仕事から白夜を救い出したとき、白夜から「やっぱり参謀さんは優しいです…参謀さんは、そんな事ないって言うけど…」。その言葉を聞いたミラは、お店の看板を割ってしまいます。
またある時、白夜から「あの、良かったら…、うちで晩ごはん食べていきませんか？」と誘われると、思わず持っていたい携帯電話を握りつぶし画面が粉々に…。
彼女の言葉でミラには、特別なパワーが蓄積され発動するのかもしれません。
まとめ
「まほあく」に登場するミラは、悪の組織に属する参謀ですが、魔法少女に一目惚れして白夜への一途な気持ちと、自分の立場とのあいだで心が揺れ動き、たびたび悶絶することから「悶デレ悪の参謀」と呼ばれています。
そして、彼の気持ちと連動して、白夜の前でメガネが”パリン！”と音をたてて割れることがあるので、ミラはいつもメガネのスペアを持ち歩いているそうですよ。
「まほあく」のテーマは”一目惚れ”。不器用なミラの恋心と、それに連動してメガネが割れるシーンも見どころですよ。
