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もりのしいたけ農園で失敗した?事例ごとの原因と対処法を解説します

もりのしいたけ農園 育てる

「もりのしいたけ農園」は、初心者でも簡単に始められる栽培キットですが

  • 思ったほど収穫できない
  • 大きく育たない
  • しいたけが白い

などの失敗例があるので、その原因と解決策について分かりやすく解説します。

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もりのしいたけ農園・失敗例と解決策

通常なら栽培を始めて5日程度で芽が出始め、その後温度にもよりますが7日~10日で収穫できます。およそ30~100個ほどの芽がつきますが、すべてを収穫できるわけではありません。

思ったほど収穫できない

レビューの中には100個近く収穫できた人もいますが、極端に少ない人もいるようです。

【解決策】

きのこが小さい(芽)の状態であれば少しそのまま育てて下さい。小指大程度になると成長が止まったり、きのこにならなかったものは芽かき(取り去る)してください。余分なきのこを無くすことでブロックが長持ちしたり青カビ防除にもなります。

きのこ栽培塾Q&Aより

栽培キットでは

  • 温度を18~25℃で管理
  • 湿度は60~80%程度
  • 直射日光が当たらない
  • 適度な風通しがある

などの条件が揃う場所に置くのが理想的。季節によっては、日中と夜間で管理場所を移動させたり、クーラーボックスを使うなどの工夫が必要です。

また、しいたけの菌は低温には強いですが、高温には弱い性質があります。例えば、気温35℃以上に長時間さらされると菌は死滅してしまいます。

なので極端な高温にさらされてなければ、しいたけ菌は残っているので、1回目の栽培は潔くあきらめ2度目の栽培に挑戦してみるのも1つの手段です。

大きくならない

しいたけの芽は出たものの、思ったほど大きくならないことがあります。

【解決策】

栽培場所の気温が高すぎて成長のスピードが速く、小さいまま傘が開いてしまったと思われますので、できるだけ家の寒い場所で栽培して頂き、しいたけの傘の膜が切れたら収穫してください。

きのこ栽培塾Q&Aより

または、芽が出てきて親指の先くらいの大きさになったら、全体に間引きをしておくのも良いでしょう。

栽培場所の温度を確認し、間引きしてスペースを確保すると大きく成長しますよ。

しいたけが白い

ブロックから出始めた白い芽、「そのうち色づくだろう」と思いきや、いつまでたっても白いままの場合。

【解決策】

日の光が当たらないくらい場所で栽培をしたり、温度が高すぎて乾燥気味になると、白っぽいしいたけができる場合がありますが、食べるには全く問題ございません。

きのこ栽培塾Q&Aより

白いしいたけを、色濃くすることはできません。

しいたけは植物ではなく、カビや酵母菌(イースト菌)・菌などの仲間。なので光合成をしないため、直射日光は必要なく、室内で栽培するとどうしても白っぽいしいたけになってしまいます。

傘がヘラヘラで芯が細い

しいたけの傘がヘラヘラになるのは、栽培場所の気温が高すぎて急激に成長したのが原因。収穫するタイミングが遅くなって、傘が開ききってしまったのかもしれません。

【解決策】

傘がヘラヘラになってしまったら、その状態で収穫するしかありません。栽培の途中なら、涼しい場所に移動させ、早めに収穫すると良いでしょう。

しいたけの収穫目安は「ヒダ(シイタケの裏側部分)の膜が切れてきたころ」。サイズが小さくても、膜が切れて開いたら収穫していきましょう。


栽培ブロックが緑や青に変色してきた

しいたけ農園・栽培ブロックの白い部分が緑や青色に変色したら、その原因は「青カビ」です。

【解決策】

状況によって違います。

  • 栽培中なら、スプーンなどを使ってカビを取り除き、できるだけ風通しの良い場所へ移動させる
  • 収穫後なら、指などでこすらず、水道水できれいに洗い流す

しいたけ栽培に適した湿度は60~80%、90%を超えるとカビが生えやすくなります。また、栽培ブロックに収穫した石づきやつぶれたしいたけの芽が残っていると、カビが生えやすくなるので、取り除いておきましょう。

ちなみに、「白いカビのようなもの」はカビではなく、しいたけの胞子なので問題ありません。

2回目、失敗…

1回目はたくさん収穫できても、2回目以降ほとんど収穫できないことがあります。

【解決策】

例えば、1回目で50個以上収穫すると2回目以降は少なく、特に気温が高いと芽が出にくくなります。

真夏の場合、昼夜の寒暖差が少なく1日を通して気温が高いので、昼間は冷蔵庫、夜間は涼しい場所に置くなどの工夫をするとよいでしょう。

それでもしいたけの発生が始まらない場合は、しいたけ菌が力を使い果たした証拠。ブロックを崩して、肥料などに再利用するのがおすすめです。



しいたけ栽培で失敗しないポイント

しいたけ栽培で大事なのは、温度と湿度管理。事前に温度と湿度が図れる「温湿計」を準備しておくとよいでしょう。

栽培キットが届いたらすぐに始めよう!

栽培キットは、きのこが発芽する時期に合わせて配送されているので、商品が到着したらすぐに栽培を始めるのが基本です。

もし、届いてすぐに始められないときは、家の中でも一番涼しい場所で保管します。とはいえ、2~3日が限界、それ以上期間が空いてしまうと失敗する可能性が高くなります。

なので、栽培開始日に合わせて配送の日時指定することをお勧めします。

※遠方(四国・中国・九州・沖縄・北海道)のお届けに関しては、発送日から到着まで2~4日ほどかかる場合があります。

※日時指定された場合でも、事情により日時指定内に配達できないこともあります。

栽培環境を整えよう

  1. 栽培温度は18℃~25℃をキープ
  2. 日中の気温が高い場合は、冷蔵し27℃以下で温度管理
  3. 夜間も気温20℃以下まで下げる

また寒い季節なら

  1. 4~5時間は20℃以上になるようにする
  2. 発芽するまで夜との温度差を10℃以上にする

などの工夫が必要。

さらに栽培ブロックにカバーかけて、暖房や直射日光があたらないよう気をつけ、乾燥にも注意しましょう。


きのこ農園に関する【Q&A】

Q
2回目の栽培前、休養期間中は水やりした方が良いですか?
A

容器又は栽培袋に入れたまま、1日1回軽く霧吹きと酸素の入れ替えをすると良いでしょう。

Q
栽培キットは届いたらすぐに袋から出しても良いですか?
A

商品が届いたらすぐに栽培キットの袋を破り、こすらないように水道水で洗い流して下さい。

Q
しいたけは、どれくらいの大きさで収穫すれば良いですか?
A

大小に関係なく、しいたけの傘の下の膜が切れ始めたら収穫時です。

Q
栽培にもっとも適している環境は?
A

直射日光の当たらない日中(20~23度)と、夜間(18℃以下)で温度差があり、湿度(80%)がある場所です。

Q
しいたけ農園をすぐに栽培せず、箱の中に入れたまま放置。あとで箱から出したら全体に白くなっていましたが、栽培できますか?
A

しいたけ農園は移動刺激でも発生します。箱から出したら白くなっていたというのは、きのこの芽が出ていると思われます。すぐに袋をカットして栽培を始めてください。

Q
しいたけを収穫したら芯とカサが黒くなっていました。何が原因ですか?次の発生も同じようになりますか?
A

高温時期に水分の与えすぎにより、芯が黒くなることがあります。青カビの付着付近から発生したときも、黒くなることがあります。水の与えすぎやカビを洗浄することで次回は改善できるでしょう。

室内で育てるなら野菜の水耕栽培もおすすめ

えんどう豆の苗の画像

水耕栽培は、水と液体肥料を使って野菜を育てる方法で、家の中でも省スペースで簡単に始められます。ここでは、身の回りのものを使った水耕栽培についてご紹介します。

水耕栽培のメリット

  • 初めての方でも簡単に始められる
  • 植物の成長がはやい
  • 土を使わないので汚れない
  • 害虫が出にくく農薬を使わずに育てられる
  • 場所を選ばず、省スペースでOK
  • 1年中、天気に左右されずに育てられる



水耕栽培で育てやすい野菜

水耕栽培ではいろんな野菜を育てることができます。初心者でもおすすめなのが、ハーブやリーフレタス、ミツバ、ホウレンソウ、ケール、大葉、パセリ、バジル、ラディッシュなど。

水耕栽培の基本をマスターしたら、ほかの野菜にも挑戦してみましょう。

水耕栽培のはじめ方

水耕栽培ではおもに、「苗から始める」「種から始める」2つの方法があり、初めての方なら「苗から始める」のがおすすめです。

苗を使って始める方法

種から始めると、大きく育たなかったり上手くいかないこともありますが、苗を使ってスタートすると、早く収穫の喜びを味わえます。

ただ、土で育てられた苗には、害虫や病気の原因となる菌がついていることもあるので、しっかりと洗ってから始めましょう。

【必要なもの】

・野菜の苗
・液体の肥料
・水
・育てるための容器(ペットボトルやコップなど)

【栽培手順】

1.苗をポットから取り出し、根を傷つけないように、バケツなどで土をそっと取り除く
2.根の一部(約3分の1)が水に浸かるようにして日陰で置いておき、新しい根が出るまでこの状態
3.光が当たらないようにした(遮光シートやアルミホイルで覆った)水耕栽培用の容器に、苗を移す
4.直接太陽の光が当たらない明るい場所に置いて育てる

種を使って始める方法

種を使って植物を育てるのは、土で育った苗を使うよりも、後で順調に大きくなることが多いです。ですが、初芽が上手くいかないこともあります。

【必要なもの】

・野菜の種
・液体の肥料
・水
・育てるための容器(ペットボトルやコップなど)
・水に溶けるトイレットペーパー
・遮光シートやアルミホイル(根の部分を暗く保つため)
・やわらかいスポンジ(キッチン用のものでOK。ただし、メラミンスポンジは使えません)

【栽培手順】

1.スポンジを2~3cmの大きさに切り
2.容器に水を少し入れスポンジを水に浸ける
3.ピンセットを使って、スポンジの上に2~3粒の種をのせ
4.種が乾燥しないように、水に溶けるトイレットペーパーを上にのせ、少し水をかける
(このトイレットペーパーは、水分を保ったり、種が動かないようにする役目もあります。水に溶けにくいトイレットペーパーは使わないでください。)
5.芽が出るまで日陰に置き、毎日水を新しいものに変える
6.芽が出たら、遮光シートやアルミホイルを使った容器に移す
7.直接太陽の光が当たらない明るい場所に置いて育てる

植物を元気に育てるためのポイント

【水の取り替え】

水が少なかったり、日当たりが良い場所に置くと水が汚れやすくなります。特に水が濁ったらすぐに新しい水に替えてあげましょう。夏は毎日、冬は3日に1回くらいのペースで水を替えると元気に育ちます。

【酸素をしっかり供給】

水耕栽培で失敗原因として、根が腐ってしまうことがあります。根の大部分を水に浸け一部は空気に触れるようにすると、酸素がきちんと供給されます。特に夏は気をつけて、水の量を少なめにしてください。

【適切な場所を選ぶ】

植物は光が必要ですが、直射日光は避けた方が良いので明るい日陰が最適で、根は日光に弱いので遮光が必要。理想的な温度は15~25℃です。

【肥料は液体タイプがおすすめ】

植物が元気がないと感じたら、肥料を追加しましょう。液体肥料には、植物や動物から取れる「有機肥料」と、人工的に作られた「化成肥料」があり化成肥料を使うと、成長が早くなるので水耕栽培にはおすすめです。

植物が成長するためには、カリウムやリン・窒素などの栄養が必要です。液体肥料にはこれらの成分がしっかりと入っているので水を変えるときに、液体肥料を定期的に追加してあげるとよいでしょう。

おすすめの液体肥料はこちら
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ハイポネックス原液(800ml)

まとめ

「もりのしいたけ農園」は、自宅で手軽にしいたけ栽培を楽しめるキットですが、思うように収穫できないこともあります。

まず商品が届いたら、すぐに開封し説明書を確認してからスタートしましょう。また分からないことは、「きのこ栽培塾・キノコの疑問」が参考になりますよ。




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