日本の伝統的な木造建築は非常に丈夫で、1,000年以上も持つと言われているため、家の中にキノコが生えることは考えにくいです。
それでも、家の中でキノコ類を発見したら、注意が必要。家のどこかに「湿気」の原因があると考えられるからです。
ここでは、家にキノコが生える原因と対処法について解説します。
家にキノコが生える原因
家の中では、ある条件が揃うとキノコが生えることがあります。
発生条件
一般的に、家に生えるキノコは『木材腐朽菌』という種類のもので、私たちが普段食べるシイタケやシメジも、この木材腐朽菌の仲間です。
このキノコの元になる菌は、暖かく湿った環境を好み、水分を含む木材を食べ物として増えます。つまり、食べ物となる木材・適度な温度・水分・空気の4つが揃うと、キノコ菌は増えやすくなります。
例えば、台風や梅雨時期に屋根から入り込んだ雨水で木材が湿り、その状態が2週間以上続くと、キノコ菌が増えやすくなり、日の当たらない場所(家の北側など)は、一度濡れると乾きにくいため、さらに状況が悪化します。
また、大雨で家の床下や床が水浸しになった後、見えない場所でもキノコが発生することもあります。
キノコは木材腐朽菌という菌類の仲間です。名前の通り、木材の栄養分を分解して腐らせる特性を持っています。この木材腐朽菌が成長してキノコになるまでの過程で、木材を腐食させています。
レスキューラボ
キノコを放置すると危険?!
キノコは、シロアリやカビと比べ害がないように思えますが、家の中でキノコが生える背景を考えると、早めの対応が大切です。
キノコが生えるのは、そこに食料となる「木材」があるからではありません。家の木材の栄養源が、キノコが増えるのにちょうど良い湿度になっていることが原因です。
そして、キノコをそのままにしておくと、やがて木材は腐食していきます。
さらに、キノコが木材を傷める過程で出る「セルロース」という成分は、シロアリの大好物。キノコを放置すると、シロアリまで出てくるリスクが高まります。
なので、キノコを発見したら取り除くだけでなく、キノコが生えた原因もしっかりと調べることが大切です。
キノコの対処法
もし家の中でキノコを見つけたら、すぐに対策を始めましょう。
手順
- 金属のヘラを使ってキノコを取り除く
- 塩素系の消毒液でその場所をきれいにする
- キノコが増えないように専用の薬剤を使って予防する
- キノコによって傷んだ木材を修理・交換をする
これらの手順を迅速に行うことが大切です。
キノコの発生を防ぐには?
大切なのは、家中の風通しを良くして湿気を減らし、こもらせないことです。
また、家の中で雨漏りや水漏れ、水滴などが付着してないか注意して見てみましょう。気になるとき、素人では確認できない箇所は、専門の業者に相談するとよいでしょう。
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まとめ
通常なら、家にキノコが生えることはありませんが、湿った木材が長期間放置されると、キノコが生えることがあり、さらにシロアリのリスクも高まるので早めの処置が必要です。
気になるときは、専門家の目でしっかり診断してもらい、適切な修理を早めに行いましょう。