HB-101 は、「植物を超元氣にする!プロも太鼓判の植物活力液」という、メーカーの広告とは裏腹に、「効果ないんじゃないか?怪しくて胡散臭い」とネットで一部、言われています。
実際どうなのか、調べてみました。
HB-101は効果なし、怪しいと言われる理由
- 信頼できるデータが乏しい
- 希釈倍率が大きすぎる
- 口コミが怪しい
などが挙げられます。
信頼できるデータがない
HB-101は、杉・ヒノキ・松・オオバコの抽出エキスを配合した天然植物活力液で、「植物の活性化」「バランスの良い土壌づくり」「植物の免疫活性・防虫効果」の3つの効果があるといわれますが、それを証明するデータがないんですね。
例えば、植物の活性化に関して公式サイト内では、「山梨県総合農業試験場」においてスカビオサ・コーカシカを使った試験を行い、HB-101を使った場合「根がぐんぐんはっています」といって、効果が証明されたとしています。
また、HB-101の免疫力・防虫効果に関しては、「千葉県・山梨県の農業試験場で、野菜や花に対するHB-101の効果のテストが行われ、効果が証明されています」とありますが、具体的なデータがないため、信頼できる要素としては乏しいという印象です。
希釈倍率が大きすぎる
HB-101の使い方・希釈濃度を見ると「1,000倍~100,000倍」に薄めて散布するとあります。100,000万倍に希釈するとは、1㏄に対して1ℓのペットボトルが100本分。
これを果樹類・花類などあらゆる植物に使用でき、野菜も果実も花もイキイキ育てることができるというのですから、いかにも怪しいと感じる人もいるでしょう。
口コミが怪しい
HB-101公式サイト内では、商品に対する口コミ・レビューが記載されてます。HB-101に関するレビューは約1,500件ほどあり、5つ星中4.9という高評価で、よくないレビューを見つけるのが難しいほどです。
レビューの中には、金魚の水槽にも使っているという人もいて、「本当に大丈夫なの?」と疑問を持つかもしれません。
HB-101の成分と効果は信頼できる?
公式サイトによるとHB-101は、人間や動物に安全で無害な植物由来の抽出エキスを、化学処理もしていないで作られてます。そのため、季節によって色や香りに変化がありますが、効果と性能は一定してるとされてます。
では実際、どんな成分が含まれているのでしょうか?
HB-101の成分とは?
HB-101の成分は以下の通り。
成分 | 分析値 | 働き |
ナトリウム | 41mg/L | |
カルシウム | 33mg/L | 細胞膜や細胞壁を形成し、強化するため、植物が丈夫になる。 |
鉄 | 1.8mg/L | 葉緑素の合成に関与。 |
マグネシウム | 3.3mg/L | 葉緑素の構成元素。リン酸の移行に関与 |
ケイ素 | 7.4mg/L | 光合成が活性化する。 |
家庭園芸用の肥料は法律上、「チッソ・リン酸・カリがそれぞれ0.1%以上、あるいは2成分以上の合計量が0.2%以上含むもの」とされています。
一方、活力剤とは、「チッソ・リン酸・カリ」の三要素について、肥料としての規定を満たさない薄い濃度に希釈したものや、微量要素・ビタミン・アミノ酸など、三要素以外で植物生育を活性化する成分を適量配合したものの総称です。
HB-101の効果とは?
HB-101の場合、主要肥料成分(窒素・リン酸・カリ)はなく、植物抽出物のみ含まれたもの。そのため、どのような効果を示すかは不明な点もありますが、植物に何らかの好影響を与えるとされています。
ただし、活力液は肥料ではないので、これだけで植物に十分な栄養を補給することはできません。あくまでも、植物に活力を与える栄養補助剤として据えるべきと言えます。
まとめ:気になる人は試してみよう
植物活力液のHB-101は、その効果に対して疑問を持つ人が一部存在します。
その理由として、明確なデータが乏しかったり、希釈倍率が10万倍であったり、口コミが怪しいと言われるからです。
確かに、HB-101の成分は植物抽出エキスのみで、どのような効果を示すか不明な点があり、何が植物に好影響しているのかもわかりません。
とはいえ、楽天レビューでも
「半信半疑で購入しましたが、使用したら植物が元気になり、びっくりしました。」
「HB-101を散布すると、成長が早いように感じます。」
「キウイの木が、葉が萎れて枯れそうになったので駄目もとで購入しました。半分以上あきらめていたけど、すっかり元気になりました。すごく助かりました。」
などの高評価。
HB-101は、小さいサイズで35㏄入り・1,000円でお試しできます。商品到着後8日以内なら、使用済みでも返品できるので、試してみる価値はありますよ。