50代独身女性にとって、友達がいないあるいは少ないと、不安に感じるかもしれません。一方、友達がいないことで「気持ちが楽になった」と思う人もいます。
友達がいる・いないをどう感じるかは本人次第、他人がとやかく言うことではありません。
ここでは、50代独身女性の友達に関する考え方を解説します。
友達がいないメリットとデメリット
ヤフー知恵袋をのぞくと、「女50代 友達がいない」という悩み相談がいくつもあります。では本当に、友達がたくさんいることが良いことなのでしょうか？
友達がいない・少ないメリットとは
【やりたいことに専念できる】
友達がいないメリットの一つは、自分の趣味、勉強、または資格取得など、自分が集中したい活動に専念できることです。
友達が多いと週末に飲み会や遊びの誘いが増え、自分の時間が確保しにくくなることがあるかもしれません。 目標を持っている場合、友達作りよりも目標達成に注力することが大切です。
【ストレスのない生活】
友達がいないあるいは少ないと、他人に左右されず自分の生活を自由にコントロールできます。 自分自身のライフスタイルを自由に設計でき、自由な時間も増えるため、休日を自分のペースで楽しむことができます。
友達がいないデメリット
友達がいないことによるデメリットには、悩み事を一人で抱え込みがちになることです。友達がいないと、仕事や生活に関する悩みを相談できる相手が不在となり、どう解決すべきか分からなくなることがあります。
また、孤独感が増し、漠然とした不安を抱えることがあり、これが強いストレスを引き起こすことが考えられます。友達がいないことによる強いストレスを感じる場合、コミュニティに参加したり新しいことにチャレンジするなど、積極的な行動を取ることが大切です。
友達が多いことはいいことなのか？
友達が多いと、コミュニケーション能力が上るといわれますが、デメリットには何があるでしょうか？
友達が多いメリットとは
【多くの情報が入る】
友達を作ることは、他の人が持つ知識や情報を吸収するチャンスでもあります。友達との交流を通じて、異なる視点や知識を得ることができ、これにより多角的な考え方を養ったり、知識を豊富にしたりすることが可能です。
さらに、友達を作ることで集団行動を共にする機会も増え、人間関係を築くスキルも向上するでしょう。友達と共に活動することで、協力やコミュニケーションの能力が向上し、人付き合いが上手くなるというメリットもあります。
【相談できる】
友達を作ると、何か悩んでいる際に相談に乗ってもらうことができます。悩みは一人で抱え込むと行き詰まることが多いですが、友達に相談することで案外簡単に解決策が見つかることもあります。
また、悩みを他人に話すだけでも、心の負担が軽減されることがあります。そのため、友達を持つことで悩みを相談できる場ができるというのは、友達作りのメリットの1つです。
【不安解消】
普段の生活の中で、不安を感じることはよくありますよね。そうしたとき、通常は友達に相談したり、愚痴を聞いてもらったり、励ましてもらったりすることがあります。
しかし、友達がいない場合、誰にも話す相手がいないため、不安を抱えたまま一人で解決しなければなりません。
【出会いが多い】
友達がいると、友達がいない人よりも多くの人に出会うことができる機会が増えます。友達との交流だけでなく、友達の友達や友達の恋人など、出会いの幅が広がります。
こうした広がった交友関係は、結果的に自身の人脈も充実し、恋愛やビジネス関係などさまざまな出会いにつながるメリットがあるでしょう。
友達が多いデメリット
【ムリな付き合い】
友達が多いと、交友関係も自然に広がりますので、時には自分が苦手な人や嫌いなタイプの人とも接する必要があります。
自分に近い友達ばかりであれば、こうした状況は発生しないかもしれませんが、友達が増えて大勢が集まるような場面では、苦手な人がいても場の雰囲気を壊さないように気を遣ったり、疲れたりすることもあるでしょう。
【人間関係のトラブル】
友達同士のトラブルや友達が何らかのトラブルに巻き込まれた場合、自分自身もその問題に巻き込まれる可能性があります。
具体的な例として、借金などお金に関するトラブル、不倫や二股交際など恋愛関係のトラブル、職場の人間関係に関する問題が挙げられます。また、地元の悪い先輩とのトラブルや怖い人に巻き込まれることもありますので、友達との付き合い方によって状況は大きく異なります。
【ひとりの時間が持てない】
友達が増えると、友達からの誘いも増加し、友達との時間が増える傾向があります。その結果、一人の時間が減少し、一部の人にはストレスを感じることがあるかもしれません。
友だちがいない人の特徴とは
50代独身女性で友達が多い人は、確かにコミュニケーション能力が高く、楽しそうに振舞いますが、一方で人間関係に悩まされることも多いでしょう。
友達が少ない人は、それを知っているがゆえに、あえて友達を作らないのかもしれませんね。ではここで、友達の少ない人に共通する特徴を見てみましょう。
【人と会う機会を作らない】
友達がいないまたは友達が少ない人は、他人との交流の機会を積極的に作らない傾向があります。
この傾向にはさまざまな理由が考えられますが、結果的には一人で過ごす時間が増えることがあります。社会に出てから友達を作る機会が限られていることも、この状況を助長しています。
一方、仕事や学業に忙しいため、他人と会う時間を取りにくい場合もあります。
【基本一人行動】
基本的に、何でもひとりで行動することが多い傾向が見られます。
例えば、ひとりで焼肉やラーメンを楽しむ、ソロキャンプに出かける、独りでドライブに行くなど。友達がいないことが気にならず、むしろ一人で過ごす方が楽しいし、ストレスが少ないと感じるため、休日や仕事終わりに積極的に一人で活動することが一般的です。
【趣味の時間】
自分の趣味に熱中していることです。
例えば、楽器演奏や読書など、一人で楽しめる趣味があると、自然と友達と会う機会が減少します。さらに、趣味には費用がかかることもあるため、わざわざ他の人と会って飲み代や交通費を出すことにあまり魅力を感じない人もいます。
人との交流の場を避け、一人で交流し、好きなことに没頭することは、悪いことではありません。趣味が楽しくて充実しているなら、無理に友達を増やす必要はありません。
しかし、趣味を共有できる人と交流することで、その楽しさはさらに増すことがあります。そういった友達作りにも少し時間を割いてみると、新たな楽しみや経験を見つけられるかもしれませんよ。
まとめ
50代独身女性で友達がいなくても、人生終わりではありません。自分の好きなことに没頭でき、面倒な人間関係に巻き込まれることもないからです。
一方、友達が多いとコミュニケーション能力がアップしたり、一人では知りえない情報を入手できます。
どちらにも、メリットデメリットがあるわけですが、「自分の好きなこと・やりたいこと」を持つことは大切です。趣味を持っていることは、その人の人生を豊かにして、心から楽しむことができるからです。
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