
50代女性の多くが「友達」と呼べる人を持ち、楽しい友達つき合いをしていますが、仲の良い人とだけ付き合っていられないのも事実です。
そして女同士、お付き合いが難しくなる原因は「妬みや嫉妬」。一度こじれると厄介な女同士の付き合い、どう対処すべきでしょうか?
女友達から妬まれる原因
嫉妬は、もともと「うらやましい」という感情から生まれます。 例えば、「なぜあの人ばかりが特別扱いされるのだろう」「なぜあの人ばかりが幸せそうなのだろう」といった疑問や不平が嫉妬の原因です。
妬み・嫉妬心とは
人に対する妬みや嫉妬は、仕事や社会的な地位に対するだけでなく、お金や持ち物に対してなど、さまざまな形で現れます。
感情がうらやましいと素直に感じれば、それは単なる羨望ですが、悔しいと感じると嫉妬に変わり、さらに嫉妬は怒りにつながることもあります。
また、嫉妬は芸能人など遠くの人には抱きにくく、家族、友人、同僚など身近な関係にある相手に向けられることが多い傾向があります。
なぜ嫉妬するのか
女性が抱く嫉妬は、感情的なものが中心です。 その中には、女性特有の嫉妬も多く、美貌や若さへの嫉妬や、自分が欲しいと思っているものや、まだ手に入れていないものに対する嫉妬が含まれます。
さらに、彼氏や家族、ブランドのバッグや靴など、所有物に対する嫉妬も存在します。
たとえば、女優さんのような有名人に関しては、憧れはするものの、「ああなれたらいいけど、私には遠い存在だ」と考え、嫉妬の対象にはなりません。
しかし、同級生や職場の後輩になると、突然気になり出し、「自分も同じくらいがんばればできるのに、なぜあの子ばかり注目されるんだろう!」とイライラすることがあります。 これが女性の嫉妬の特徴です。
特に女性は30代から50代にかけて、大きなライフイベントがあったり、ライフステージがガラリと変わったりすることがよくあります。 結婚を選ぶかどうか、妊娠・出産・育児についての決定、そして仕事を続けるかどうかなど、個人の選択肢は多岐にわたります。
また、これらの選択はライフイベントの有無やそのタイミングによっても異なり、またパートナーの人格や経済状況にも影響されることがあります。 こうした複雑な状況で自分の現状に不安や不満を感じる人ほど、他人に対して嫉妬を抱くことがあります。
妬み・マウンティング女の対処法
一昔前なら、他人の生活について知る手段は、たまにかける電話や年に一度の年賀状などに限られていました。 しかし、現在ではFacebookやInstagramなどのSNSを通じて、日常生活の様子がリアルタイムで公開され、周囲の人々の日常に簡単に触れることができるようになりました。
そのため、一部の人々は「SNSで他人の充実した生活を見るとイライラすることがある」と感じています。 もちろん、見たくなければ見なければいいのですが、そういう人たちの中には、ついつい見てしまうことがある人も多いのです。
自分が毎日頑張って生活しているのに、SNSで他人が高級ブランド品を持ち、高級レストランで食事を楽しんだり、海外旅行を楽しんでいる投稿を見ると、不快な気持ちがわいてくることがあります。
そのため、会ったときについつい「あなたは仕事を頑張っているのね。でも、子供が小さいうちからそこまで頑張らなくてもいいのに」といったマウンティングの言葉が口から出てしまうこともあるのです。
相手の欲求を満たしてあげる
心ない言葉の裏には、相手への嫉妬や自己評価の不安、相手の状況への羨望など、複雑な感情が潜んでいます。
そのため、そうした言葉を発する相手に対して、反撃しようとしてもかえって面倒なことになることがあります。 マウンティングや優越感を求める相手に遭遇した場合、その欲求に応えるようなメッセージを伝え、攻撃を受けずに済むように防御し、穏やかに対処することが大切です。
距離をおく
ライフイベントやライフステージに応じて、以前仲の良かった友人との関係がギクシャクしたり、疎遠になったりすることはよくあります。
ライフステージが変わると、優先事項や共に過ごす人が変わるのは自然なことです。 その際には、強制的に一緒にいる必要はなく、むしろ距離を取ることが必要な場合もあります。
友達を手放す
年齢を重ねるにつれて、自分の残りの時間を意識することが増えてきます。 体力的な限界を感じ、無理に頑張ることが難しくなる時期が誰しも訪れます。
その際に、何を大切にし、何を手放すかを考えることは、自分らしい人生を歩むために非常に重要な段階です。 これは物事に関してだけでなく、人間関係にも当てはまります。
友達との関係が、今までのバランスが変わってきたと感じたら、無理をせずに会う機会を減らすことを検討しましょう。
大切なのは、相手が不快に感じないように断る方法です。 無理に嫌だと表明する必要はなく、喧嘩をする必要もありません。
もちろん、将来的にはまた会話が弾むかもしれませんが、今は環境や優先事項が違うだけの時期。 そう考え、必要ならば会うことを辞める勇気を持つことが、自分の人生を豊かにする一歩となります。
まとめ
男性以上に女性はコミュティを大事にする傾向があり、妬みの感情を持つ相手の誘いを、断れないことがあります。
ですが、妬みはときに怒りの感情に繋がることもあるので、「自分は相手から妬まれてるな」、「話をしててもかみ合わない」と感じたら、距離をおいて聞き流すようにしましょう。
「誘いを断ったら、仲間外れにされるんじゃ…」と思うかもしれませんが、そう考える時点で相手の人は「友達」ではありませんね。
無駄な時間を過ごすより、自分が楽しめることに費やす方が、よっぽどストレス発散になって充実できます。
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