
50代の独身女性は、「みじめで痛い人」と陰口を言われることがありますが、結婚するかどうかは個人の自由でその選択は尊重されるべきです。
ですが、本人が望まず50代まで独身だと「何か問題があるのでは?」と思われてしまいますね。さらに、勘違いした行動をすると「この人痛くて関わりたくない…」と敬遠されてしまいます。
ここでは、「50代の独身女性はみじめで痛い」と思われてしまう特徴と、そうならないための対処法を解説します。
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投資している人の割合を調べると、40~49歳、50~59歳の層において2021年までの3年間でそれぞれ3.5%、5.7%増加し、およそ20%近くの人が何らかの投資をしている。
「高まる投資熱ー投資している人と投資に興味を持つ人の割合が大きく上昇」より抜粋
「みじめで痛い」特徴
50代独身女性が、周囲から「みじめで痛い」と思われる特徴は大きく分けて以下の3点。
- 理由もなく実家暮らしで自立してない
- 「自分はまだ若い」と勘違いしている
- 自分勝手で周りへの気配りに欠けている
実家暮らしで自立してない
就職や転職、結婚などの理由がなければ、あえて一人暮らしを選ぶ理由はありませんね。
それでも若いときは、好奇心から「一人暮らししてみたい!」と家を出る人もいます。ですが、そのタイミングを失うと、30代・40代になり気づくと50代になっても親と同居してる…なんてこともあります。
世間的に実家暮らしは自立してないと見られがち、それに加え「苦労してない」「金銭感覚がルーズなのでは?」という印象を持たれ、痛いと思われてしまいます。
そんな人ばかりではなく、しっかり親の面倒を見て家事をこなし、金銭的にも自立してる女性はたくさんいます。それでも、職場においては「50代で独身、しかも実家暮らし」という事実だけがひとり歩きして、「あの人みじめよねぇ」と陰口を言われることがあります。
50代の親であれば年齢的にも70~80代、親からしても、誰かが一緒に居てくれるのは心強いものです。それが分かっているからこそ、ますます実家から離れられないという現実があるのです。
「自分はまだ若い!」という勘違い行動
人生100年時代、50代はまだまだ元気で若いです。年上からは…
ですが、職場においてはどうでしょう、男性も女性も年下が多くなっていませんか?
そんな中で、「まだ自分は若い」と勘違いして行動する人は、「痛い…」と思われても仕方ありませんね。
例えばファッションですが、若者向けのブランドやデザインの服を選んだり、自分が若いころ着てた服を、「体型変わってないから」と平気で着まわしてる人。
安い服でもかわいく見えるのは25歳まで、体型が変わってなくても、顔や体は確実に老けてますから、いつまでも「若づくりファッション」では、みじめで痛いおばさんと思われてしまいます。
また、メイクについてはどうでしょう?
厚化粧して肌を隠すより、クリームファンデだけの手抜きメイクを「ナチュラルメイク」と思い込んでいませんか?
そもそも50代ともなれば、肌はシミとしわが目立つようになり、たるんで口角が下がり、顔全体がくすんでくるんです。
メイクを薄くすれば若く見えると思っていると、「ただの女を捨てたおばさん」としか思われません。
自分勝手で成長してない
既婚女性は、子どもを育てライフステージの移り変わりを経験し、人間力が成長していくものです。
一方、独身のまま実家暮らし経済的に自立してない50代は、いつまでたっても中身が成長してない「○○さんの子ども」状態。
しかも、同じような境遇の人とばかりつるんでいるので、周囲が全く見えてません。
このタイプの人は、客観的に物事を判断できず、自分のことを過大評価し自己中心的で、場の空気を乱します。時に「私って若く見えるから」などと言ってしまうことも…
周囲からは「本人が思うほど若くは見えないんですけど…」と思われても、ダメだしされることなく、会話すらめんどくさい、みじめで痛い人と見られてしまいます。
「みじめで痛い」状態から抜け出す方法
できることは以下の3点
- 親と同居の場合、可能であれば実家を出る
- 年齢に合った身だしなみを心がける
- 周囲への気配り・思いやりのある言動を身につける
つまり、自分を客観的に見つめめなおし将来に備えることです。
一人暮らしをはじめる

もし親が元気でいるなら、思い切って実家を出るのも良いでしょう。ただし、ムリは禁物ですよ。
親というものは元気そうに見えても、今まで同居してた家族が居なくなることで、急に寂しさを感じたり心細くなるものです。
50代で一人暮らしをはじめるなら、実家の近くで住居を探してみたり、もし介護が必要なら行政の窓口で相談したり、施設への入居を検討するのも良いでしょう。
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年相応のファッションとスキン&ヘアケア

服装は「若作り」から、若々しい大人ファッションへシフトする必要があります。もし、自分に合う色やデザインが分からない方は、プロに選んでもらうのも1つの手段ですよ。
また、老けた表情ではいつまでたっても「みじめて痛い」と見られがち…とはいえ、年齢肌はメイクでは隠し切れないため、根本的な肌ケアも気にしていきましょう。
いろんな人と出会い、話を聞く

年齢・性別・職種・文化の違いがある人と出会い話を聞くことで、自分を客観視する機会になり、多くの気づきがあるかもしれません。
ボランティアや興味のあるイベントに参加したり、無料の講習会に参加するのも良いかもしれません。
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50代独身女性の現実は?
次に、一般的な50代のリアルな現状について調べてみました。
50代の未婚率、女性は結婚しずらくなる?
国立社会保障・人口問題研究所の「人口統計資料集(2022年)」によると、2020年の「50歳時の未婚率」は男性が28.25%、女性は17.81%でした。前回調査(2015年)と比べると、男性は約3.5ポイント、女性は約2.9ポイント上昇しています。
※「50歳時の未婚率」というのは、「45~49歳」と「50~54歳」未婚率の平均値から、「50歳時」の未婚率(結婚したことがない人の割合)を算出したものです。以前は生涯未婚率と呼ばれていましたが、生涯を通して未婚である人の割合を示すものではありません。
「公益財団法人・生命保険文化センター」より
現在、晩婚化(結婚の遅れ)や非婚化(生涯結婚しない人)は、どの年代でも増加傾向にあり50代に限ったことではありませんが、「50歳過ぎて結婚(初婚)した」という女性は1%以下の確率という、厳しい現実があります。
というのも、男性は「子どもが欲しい」という思いがあったり、、女性に親の介護や家事を求める方が多くいるからです。
一方女性は、今まで仕事中心の生活から、家事や介護のため家庭に入るといった変化を受け止められず、結婚に踏み切れないと考えます。
例えば、正規雇用の場合、男性は生涯未婚率が19.6%と全体より下がるのに対し、女性は24.8%まで跳ね上がります。つまり、女性の方は正規雇用である方が未婚率が高くなるのです。
キャリアを優先し結婚や出産を後回しにしたり、仕事にやりがいを見出した結果、結婚時期を過ぎてしまった50代独身女性も多くいることが分かります。
結婚するにあたり、相手の経済力を重視するのは自然なこと、「自分より年収が高い」あるいは、「せめて自分と同等の収入がある男性を探そうとする」傾向があり、なかなか理想の男性に巡り合うことができないようです。
不本意未婚が増えている
1980年代には、結婚を希望する男女20~34歳の9割が結婚できていたと言われますが、現代では「不本意未婚」が女性で4割、男性5割にもなります。
つまり、未婚者のおよそ半数近くが「結婚したいのにできない」という状況があるのです。特に50代ともなれば男女問わず、それなりに訳アリの方も多くいるもの。
例えば、持病を抱えている・収入が少ない(正社員ではない)、クセのある性格で「みじめで痛い」と思える特徴があると「不本意未婚」に繋がると考えられます。
そして、たいていの人がある一定の年齢に達すると、「結婚できないんじゃないの、もともと自分は結婚なんてしたくなかった」と、無意識に選択的非婚と思い込もうとします。とはいっても、周囲からは「痛い人」と見られてるかもしれません…
おひとりさまの貯蓄額
50代で独身の場合、そのまま一人で老後を迎える確率は高いといえます。では、気になる貯蓄額はどれくらいでしょうか?
「50代・独身女性」に関する公的なデーターはないため、「男女50代の貯蓄額」になりますが、平均値1048万円・中央値53万円、貯蓄なし世帯の割合が39.6%という結果でした。
(家計の金融行動に関する世論調査2022年)
つまり、50代独身者のおよそ4割は貯蓄ゼロ、残り6割が貯蓄をしており、貯蓄してる人の金額は610万円前後の人が多いということになります。
50代独身女性の生活費は?
50代独身女性の平均手取り月額は約24万6,000円、それに対して毎月の支出平均は17万6,193円です。
(総務省統計局「2019年全国家計構造調査」より)
つまり、平均的な収入があり大きな支出がなければ、50代独身女性は毎月、7万円ほどの余裕資金が手元に残る計算になります。
ちなみに10年後、60代独身女性の毎月の平均支出額は17万1,419円で、大きな変化はありません。が、65歳で定年退職した場合、以後受け取る年金の月額平均は10万9,261円で、毎月約7万円の赤字が予想されます。
なので、50代で余裕があるからと言って安心してると定年後、「痛いめ」に合うかもしれませんよ。
10年後を見据え今できること
10年後の60代、そろそろリタイアの時期ですね。
退職するまでいくら貯蓄がきるかは人によって違いがあるでしょう。ですが、公的年金だけでは毎月約7万円の赤字が見込まれるのは、ほぼすべての人に当てはまること。なので、早めに準備をしておかないと、「みじめで痛い」老後破綻を迎えることになります。
特に50代で独身の場合、将来的施設に入居する可能性が高くなるので、入居一時金のような、まとまった支出も想定しておく必要があります。
そのために、今できることは3つ
- 健康第一
- 何歳まで働くかを決める
- 節約を心がける
健康第一
独身の場合、病気やケガで働けなくなっても頼る人がいないので、健康であることが大切です。
万が一、病気やケガで仕事ができなければ、収入が減るだけでなく、医療費という出費もかかることになり、精神的なダメージから自分自身で「みじめで痛い」と感じるかもしれません。
1日でも長く「自分のことは自分できる」よう、今から運動と食事に気を配り健康管理していきましょう。
何歳まで働くか?
「働いた収入で何歳まで生活するか」を決めることは大切です。
老後の生活資金を考え、公的年金だけでは不足するなら、働く年齢を伸ばせるよう対策しておく、またどのような雇用形態で働くかも検討しておくとよいでしょう。
節約する
まずは保険の見直し・ムダな月額課金サービスの解約・携帯電話の乗り換えなど、固定費の見直しをしていきましょう。
また、50代では自由に使えるお金があっても、老後の生活費には限りがあることを忘れてはいけません。今から、収入の中から決まった金額を貯蓄に回すよう心がけましょう。
さらに、資金に余裕があれば「つみたてNISA」など、少額投資で老後資産を準備するのもおすすめですよ。
NISAは、「NISA口座(非課税講座)」内で、毎年一定金額の範囲内で購入した金融商品から得られる利益が非課税になる、つまり、税金がかからなくなる制度です。
つみたてNISAは、株式・投資信託などを年間80万円まで購入でき、最大5年間非課税で保有できます。
また、令和5年度税制改正の大網などにおいて、2024年以降のNISA制度の抜本的拡充・恒久化の方針が示されました。
「金融庁」HPより抜粋
まとめ
50代の独身女性は、周囲から「みじめで痛い」とみられる傾向があります。
とくに、実家暮らしや年齢に合わないファッションや行動が多く、自分勝手に振舞っていると、周囲からは会話すらめんどくさいおばさんとして、距離をおかれてしまいます。
若く見られたい気持ちは、男女問わず誰しもあるものです。だからこそ、若作りしたり若く見えることをアピールするのではなく、自然と年下から「人生の良き先輩」、目標となる人に成長することを目指していきましょう。
また、50代で独身なら近い将来を見据え「老後資金」の準備も始めましょう。ストイックに節約するのではなく、今の収入から余裕資産を貯蓄に回したり、非課税制度が適応されるNISAなどを利用して、上手に資金を運用するのがおすすめですよ。
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※2021年3月現在、20~60代の利用件数
・一般NISAの投資利用枠設定口座:681万件
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