『株式会社 マジルミエ』とは、”魔法少女”が職業とされる世界で、”怪異”と呼ばれる怪物と魔法少女の戦いを描いたアクションアニメです。
主人公の桜木カナは、重本浩司が経営するベンチャー魔法少女企業『株式会社 マジルミエ』で働くことになるのですが…彼には謎が多く、見た目がロングのウェーブヘア&魔法少女風のコスプレ姿。
重本はもともと、魔法関係の技術者としての実績があり、誠実な性格で周囲からの信頼も得ています。そんな彼が、なぜ女装するようになったのか?過去と現在に関しても考察を含め紹介します。
『株式会社 マジルミエ』社長・重本浩司が女装する理由
就職活動に苦戦する女子大生の主人公・桜木カナは、ある出来事から『株式会社 マジルミエ』というベンチャー企業へ就職することになります。
早速会社に行ってみると、そこで紹介されたのは想定外の社長、ロングヘアーに女装姿の重本浩司でした。
マジルミエの社長・重本は女装が趣味?
マジルミエ社長・重本が着る衣装は、まさに「魔法少女」そのもの。ピンクやヒラヒラがふんだんに使われた服を、何の躊躇もなく着こなしていました。
はい、重本社長は魔法少女風の衣装が大好きみたいですね。
とはいえ単なる趣味や嗜好だけでなく重本は、”魔法少女”が重要な役割を果たす世の中で、その存在の意義を強く理解しているのです。
だからこそ、魔法少女を象徴する衣装を着ることで、会社の理念やビジョンを自ら体現し、社員と社会にたいしてメッセージを送るという意味も込められているのでした。
つまり、企業としての方向性を示すため、”戦略的”な要素も含まれていると考えられます。
魔法少女が大好き!
マジルミエの社長・重本は、会社で働く魔法少女たちのことはもちろんのこと、魔法少女に関係する全般が大好きなようです。
例えば、”怪異”と戦うための道具に関しても、魔法少女が使用するに相応しいよう、デコレーションすることもあります。
たまに、コスプレ衣装を新調すると、嬉しそうに着ている姿も登場します。
また一説によると、カラオケでは魔法少女のアニメソングが得意なようです。やっぱり、魔法少女全般が大好きみたいですね。
『株式会社 マジルミエ』重本浩司の過去と現在
重本はもともと、魔法関連の技術者として働いてましたが、10年前に『株式会社 マジルミエ』を設立しています。
重本の過去:魔法関連の技術者
重本は翠川楓と一緒に10年前、スタッフを一人ひとりスカウトしながらベンチャー企業「マジルミエ」を設立しましたが、それには何らかの背景があると考察されます。
会社設立の5年前、比較的大規模な被害を出した怪異事件があり、重本は現場の指揮を取り、妹のアリスは魔法少女として怪異と戦いました。
ですが、その怪異は突然、異変を起こし災害級へと変わり、アリスは逃げ遅れた人たちを守るため怪異に立ち向かい、命を落としてしまいます。
このことがキッカケになったかどうか、詳細は明らかになっていませんが、重本にとって妹のアリスを亡くしたことは、今の彼に大きな影響を与えているに違いないと考えられます。
重本の現在:マジルミエの社長
業務中のコスプレ姿には、近寄りがたいものがありますが、公の場ではきちんとスーツを着こなした普通の社長さん。
業務に関しては「戦闘魔力の省力化」や「突然変異体を発生させないこと」に情熱を燃やしています。
また、誠実な性格であり、社長として柔軟な思考と対応力があり、社員からは頼られるリーダーとしての信頼を集めています。
『株式会社 マジルミエ』の主人公・桜木カナにとって社長の重本は、厳しくも温かい指導者であり、社内の上下関係を超え、師弟関係のような絆で結ばれています。
まとめ
『株式会社 マジルミエ』に登場する、社長の重本に関して
- 業務中は魔法少女のコスプレをしている
- 魔法少女が大好きなオッサン
- 単なる嗜好だけでなく企業としての方向性を示す戦略的な要素も含まれる
- 近寄りがたい見た目だが頼れるリーダー
- 15年前の事件が彼を動かしてると考えられる
謎めいた女装姿の社長・重本、華やかな衣装とは裏腹にどことなく暗い影を感じる人物ですが、今後クライマックスに向けて明らかになると期待できます。
『株式会社 マジルミエ』は、2024年10月からTVアニメ放送開始、ストーリーの意外性や社長のコスプレも注目ですよ。