「少年ジャンプ+」に連載中の、魔法少女を派遣するというベンチャー企業が舞台のアニメ『株式会社マジルミエ』。
「マジルミエ=magilumiere」
ちょっとフランス語っぽいですが、魔法の「magic」と、光の「lumiere」を組み合わせた造語で、フランス語ではありません。
では、タイトルにはどんな意味合いがあるのでしょうか?考察しました。
マジルミエの語源はフランス語?
マジルミエに登場する魔法少女とは、”人気があって高給取りな職業”、ですが華やかさの裏では、ときに命に関わる危険なお仕事、として描かれてます。
マジルミエ:フランス語じゃない
マジルミエ=magilumiereとは、魔法という英語・magic+光という英語・lumiereの組み合わせであり、フランス語ではありません。
ちなみに、フランス語の魔法とはmagie、フランス語の光はlumiere、文字で書くとほとんど一緒ですが、発音が違うんですね。
英語・発音 | フランス語・発音 | |
魔法 | magic・マジック | magie・マジー |
光 | lumiere・ルミエール | lumiere・リュミエール |
ということで、「マジルミエ」とは英語のマジックとルミエールを組み合わせた造語、と考えられます。
マジルミエの意味や由来
「マジルミエ」とは、英語の魔法と光の組み合わせであると想定すると、”魔法”は魔法少女を、”光”は人々に対する存在感を表すと考えられます。
つまり、魔法少女は「強くて格好よくてしなやかっで、誰もが憧れて高給取りで人気が高い」職業であり、なおかつ「人々に光をもたらす存在」という意味合いが含まれていると、個人的に考察します。
『株式会社マジルミエ』は、魔法少女が職業として浸透した社会が描かれており、その仕事内容とは突如発生する自然現象である”怪異”を鎮静し、被害にあった一般の人々を救出するお仕事。
「マジルミエ」で働く魔法少女たちは、人々にとって憧れであり光でもあると言えるでしょう。
『株式会社マジルミエ』の魔法とは
『株式会社マジルミエ』の世界では、「怪異」は自然現象の1つであり、それを鎮静するための職業”魔法少女”はかつて、公営事業でした。
しかし、年々怪異現象が増加し、それに伴い民営魔法少女企業の需要が高まる流れとなって、重本浩司はベンチャー企業として『株式会社マジルミエ』を立ち上げたのです。
かつて社長の重本は、魔法関連の技術者として働いていた経歴があり、仕事ぶりは優秀で周囲からの信頼も得ている人物ですが、謎が多いのも事実。
魔法の種類は豊富
魔法少女としての重要な変身アイテムは”社員証”。自分の前に掲げ「コードC起動」と命令すると、コスチュームを形成し魔法少女に変身します。
そして、魔法少女が使う魔法は、彼女たちの体内にある魔力を消費して行使されるもの。
とはいえ、彼女たち自身でその魔力を操作するのではなく、エンジニアたちのチームとリアルタイムで連絡し合いながら、その場その場で新たに魔法を構築し対応する、というスタイルです。
これは、社長の重本が考案した「アリスシステム」と呼ばれ、唯一『株式会社マジルミエ』のみの戦術で、魔法の種類は豊富。
エンジニアがプログラミングして出来る
魔法少女が持ち歩く杖や、移動手段として使われるホーキには、魔法専門のエンジニアがプログラミングで”技”なるものを構築し、魔法少女はそれらを必要に応じて呼び出すという形式。
なので、社内には優秀なエンジニアと指揮官、そして魔法少女との信頼関係と連携プレーが重要といえます。
ちなみに、怪異現象を起こす原因”怪異”は、外見上、体表に人間の目のような部位があり、不定形のフォルムをしているパターンが多く、体内に宝石のような”コア”と呼ばれる本体があります。
魔法少女は、魔法弾などを使い怪異のコアを取り出し、USBメモリのような魔法道具に封印し”圧縮納品”して退治業務をこなします。
まとめ
『株式会社マジルミエ』のタイトルに関して
- マジルミエの語源はフランス語ではない
- マジルミエとは魔法という英語・magic+光という英語・lumiereを組み合わせた造語
- マジルミエというタイトルは、「魔法少女が光をもたらす存在である」ことを象徴してると思われる
- 『株式会社マジルミエ』の魔法はエンジニアが構築し種類も豊富
ホーキに乗って魔法を使い怪異と戦う姿は、今までの魔法少女像に近いと言えますが、会社に属し、給料をもらって働く職業として、社会的にも認知されてるという世界観が、『株式会社マジルミエ』としての魅力。
さらに、「技術開発が勧めば男性の魔法使いも現れる」可能性もあるとのことで、今後の展開が楽しみですね。
『株式会社マジルミエ』は、2024年10月からTVアニメ放送開始!こちらも楽しみにしていてください。