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【来世は他人がいい】吉乃の腎臓はどこにいった?真相とその後をネタバレ解説

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『来世は他人がいい』第一巻・2話のなかで吉乃は、「売ってきたわ体、腎臓半分」と言って霧島にその代金400万を手渡す、という衝撃的なシーンが登場します。

結論からいうと(ネタバレ)、吉乃は腎臓を摘出していません。

ストーリーは極道世界が題材なので、度肝を抜かれるシーンや迫力のあるセリフが多くありますが、1巻目から臓器売買の話が出るとは驚きですね。

ここでは、『来世は他人がいい』の序盤で、吉乃が腎臓を売ったエピソードについて紹介します。

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「来世は他人がいい」吉乃が腎臓を売るまでのいきさつ

『来世は他人がいい』に登場する染井吉乃は、極道一家で祖父の染井蓮二のもとで育ち、大人しく平穏な日々を過ごしていました。

ですがある日突然、祖父から婚約者を決められてしまいます。相手は、祖父の知り合いの孫である、こちらも極道一家の深山霧島。そして婚約をキッカケに、吉乃は大阪から東京へ引っ越すことになりました。

はじめは吉乃に対して親切に接していた霧島、吉乃も標準語を使い、お互いネコを被っていましたが…1ヶ月も経たずに霧島は、冷酷な本性を現します。

霧島の発言:「体を売って金にしろ」

霧島は突然、吉乃に向かって「面倒くさい」と言い放ちます。

霧島は吉乃のことを勝手に、「死ぬほどワガママで、自分が世界の中心だと思ってる女」だと思いこんでいました。そして、そんな女性が彼の理想だったのです。

ですが、吉乃は霧島の想像に反して普通過ぎて、飽きてしまったというのです。なんとも身勝手な…

そして、吉乃の取り柄は「その顔と体」、だからそれを売って金にしてくれないかと言い出したのです。しかもデリヘルで…

それが嫌なら、大阪に帰って自分の言ったことをそのまま話してくれればいい、それが火種になって抗争にでもなってくれたら最高だとまで言い放ちます。

霧島という人物は、好青年の仮面を被った、かなりヤバイ人物です。

吉乃の答え:別の意味での体を売る

霧島の本当の姿を目の当たりにした吉乃ですが、学校ではあからさまなイジメに会い、すっかりホームシックに陥ります。

ちょうどその時、祖父の蓮二から連絡が入りますが、どんな事があっても1年は帰ってくるなと言われてしまい…(ただ、この1年というタイムリミットには裏があるような気もしますが)吉乃は腹をくくりました。

それから2週間後、学校で吉乃は霧島に会いに行き、「東京に来てからの自分はただの穀潰し、霧島にとって何の価値もない女だったこと」を認め、ツテを伝って「腎臓半分、400万」で売ってきたと言い放ち、金を渡します。

吉乃は自分の体の一部を売って、金を作ってきたのです。

極道一家で育った吉乃は、自分なりのルールやプライドを持つ女性、「体を売って金にしろ」と言われ引き下がれなかったんですね。それにしても、腎臓を売るという発想は、相当ぶっ飛んでる…

吉乃の腎臓はどこにいったのか?

吉乃は、蓮二から「1年は帰ってくるな」と言われ腹をくくりましたが、その時ある人物に連絡をしていました。その相手は、従姉妹の明日潟椿で、彼女は吉乃の臓器売買に一役買っていたのです。

腎臓は摘出されてない?

そして霧島は自分なりに、吉乃が摘出したとする腎臓を探していたようです。

臓器を摘出し売買するには、それなりに医療関係者との繋がりが必要なわけで、吉乃の関係者で医療関係者とつながるのは従姉妹の、明日潟椿ですが…

手を尽くし調べても、吉乃の臓器に関する情報が見つからない霧島。結局のところ「吉乃は腎臓を摘出されてない」のではと推測します。

鍵を握るのは椿?

明日潟椿は、吉乃より1つ年上の従姉妹。母親の現在の交際相手が、”医療界のヤクザ”と呼ばれる医療法人の理事で、その伝手を利用して吉乃は腎臓摘出をしています。

が、吉乃は腎臓摘出はせず、血液を1,500ml抜かれその代金として400万を受け取っていたのです。

臓器の価格は日々変動が激しいこと、そして「霧島に舐められたままではいられない」という吉乃の気持ちを汲んで、彼女に多少のリスクを負わせるため、椿は後遺症が出るギリギリの血液を抜き、椿自身がそれを保管してました。

椿も極道一家の血筋を引く女性、吉乃に似た一面を持っているようですね。

体内を流れる血液量は、体重1kgあたり約80mlです。体重50kgの人の血液量は約4Lになります。

全血液の約30%(体重50kgの人で1,200ml)以上が、短時間で失われると血圧低下となり、さらに40%(1,600ml)以上の出血で意識がなくなり生命の危険があると言われます。

時事メディカル「出血量と生命」より


まとめ

『来世は他人がいい』吉乃の腎臓に関して

  • 霧島から「吉乃の取り柄は顔と体、だからそれを売って金にしてくれない?」と言われ、吉乃は自分の腎臓半分を売って400万を霧島に渡す
  • このことをキッカケに霧島は吉乃にプロポーズ、そして吉乃の腎臓の行方を探していた
  • 吉乃の腎臓は摘出されておらず、その代わりに血液を抜かれて代金を手に入れていた
  • 吉乃の従姉妹・椿がその血液を保管している

などのことがわかりました。

『来世は他人がいい』の主題はヤクザの世界で、世間一般とのギャップがあるのがストーリーの魅力かもしれません。

2024年10月からはTVアニメも放送開始、どんな展開を見せてくれるか楽しみです。

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