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【株式会社マジルミエ】アリスシステムとは?名前の由来や過去の出来事について考察!

株式会社マジルミエ

『株式会社マジルミエ』に度々登場する「アリスシステム」とは、社長である重本が考案した、”チーム戦略”の名称です。

戦う魔法少女と、バックオフィスチームがリアルタイムで通信し、必要に応じて魔法を構築し怪異を退治していくという戦術。

これは、魔法少女企業の中では「マジルミエ」のみが採用するもので、例外中の例外といえる戦術です。

では「アリスシステム」とは、どのようにして誕生したのか?考察しました。

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アリスシステムとは社長が名付けた戦術

魔法少女はあらかじめ、武器となる魔法がインストールされた杖を持ち、移動手段のホーキに乗って怪異と戦うのが一般的なスタイルです。

リアルタイムで通信

『株式会社マジルミエ』が採用する”アリスシステム”は、現場で戦う魔法少女とバックオフィスチームが常に電話で連絡を取り合い、魔法少女からのリクエストに応じて、その場の怪異に適した魔法をエンジニアたちが構築して対応します。

本来魔法は、そう簡単に作り出すことが出来ないもので、自社開発してるのはごく一部の大手企業のみですが…マジルミエの社長とエンジニアの二子山であれば、どんな魔法でも作り上げてしまいます。

「マジルミエ」の社長・重本は、もともと魔法関係の優秀な技術者でした。また二子山は、学生時代から趣味で魔法づくりをしており、自作の魔法をコンテストに応募したりするほどの魔法オタクなのです。

魔法オーダーから20分で

ある時「マジルミエ」に新しい依頼が来ます。それは古びた商店街、そのメイン通りに怪異反応があり調べて欲しいというもの。

現場に到着したカナが目にしたものは、すでに大量発生している状況。そして怪異は、下水道を辿って発生しているため、地上からの攻撃は出来ません。

そこでカナは、”魔法を下水道に通して怪異を攻撃できたら”と作戦を思いつくのですが…そんな便利な魔法はありません。

そんなリクエストに対して重本と二子山は、”魔法がなけれ新しい魔法を作る、20分待って欲しい”と宣言、迅速な対応と魔法少女たちの活躍によって、古い商店街を守りつつ怪異を対峙することに成功したのです。

魔法づくりに20分だなんて、夢のようなお話ですね。

アリスシステムの名前の由来

ある日重本は、「魔法団体連盟主催」の「魔法少女の怪異変異に対する退治対策方針会議」に出席する事となりました。

そこで彼は、「アリスシステム」と名付けた『株式会社マジルミエ』の独自技術を売り込もうと考えます。

過去の出来事

かつて魔法少女は、公営事業でしたが、自然現象である怪異が増えたことで対処しきれず、民営化された流れがあります。

そして重本は16年前、民間の魔法関連会社で技術者として働いていました。そこへ、「放置された空き家に怪異が発生したので退治して欲しい」という依頼を受け、魔法少女を現場に送り出します。

するとその怪異は突然、変異を起こし災害級へと変化し、現場で戦った一人の魔法少女が命を落とす結果となりました。

重本の妹

このとき、亡くなった魔法少女は重本の妹であり、名前が”アリス”。現場に向かわせたのは、重本本人と同僚の古賀という人物です。

アリスが亡くなる事態になったことを、古賀は「自分の管理不足」、重本は「科学的な原因」と考え、意見の相違から二人は別々の道を歩みはじめ、それぞれ”魔法少女企業”を立ち上げるのでした。

重本は、『株式会社マジルミエ』を立ち上げ、”アリスシステム”を構築しますが、過去の事故と妹のことが何らかの関係があると考察できますね。

まとめ

今回は、『株式会社マジルミエ』に登場する”アリスシステム”に関して考察してみました。

  • アリスシステムとは社長の重本が考案した”チーム戦略”の名称
  • 現場の魔女とエンジニアがリアルタイムで繋がりオーダーメイドで魔法を構築
  • アリスシステムが誕生したのには16年前に起きた災害級の怪異現象が関係すると考えられる
  • アリスシステムの名称も、その事件と重本の妹が関係あると考えられる

魔法少女が職業として認知される社会を描く『株式会社マジルミエ』の世界では、魔法は人の手によって作る、夢のようなお話ですが…

自然災害とされる怪異も、もしかしたら私達の未来で起こりうることかもしれません。

『株式会社マジルミエ』は、2024年10月からTVアニメ放送開始!魔法少女はこの地球と、わたしたちの日常を守ることが出来るのか!?展開を楽しみにしていてください。