伊黒は12歳で鏑丸と出会い、一緒に鬼殺隊に入隊、命を落とすまでずっと一緒に過ごしました。
そして無限城の戦いで鬼舞辻を倒した後、伊黒は甘露寺とともに鏑丸に看取られるように息を引き取ります。
主がいなくなった鏑丸は、一旦不死川に預けられ、その後栗花落カナヲに引き取られ、鬼のいない世界で炭治郎たちとも一緒に余生を過ごしたと思われます。
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鏑丸(かぶらまる)と伊黒の出会いは?
伊黒は、女ばかり生まれる家に、370年ぶりに生まれた男の子。そしてその一族は「下半身が蛇の鬼」に支配されていました。
一族は、鬼が人を殺しその家の財産で私腹を肥やす、その代償として自分たちが生んだ赤ん坊を生贄として捧げていたのです。そして伊黒は、貴重で珍しい男の生贄として、座敷牢で育てられます。
伊黒は、いつ自分が食べられるかという恐怖を感じながら、逃げ出すこと・生きることだけを考えていたところ、鏑丸が迷い込んできました。当時の彼にとって、迷い込んできた蛇だけが、生き物の中で唯一信用できる存在でした。
本来のアオダイショウは、耕地や人家の近くに多く見られ、ネズミを追って家に入り込むことがあるので、伊黒のいた座敷牢にも迷い込んだと考えられます。
ですがこの出会いが、鬼殺隊で伊黒が活躍するのに、欠かせない出来事となるのでした。
鏑丸とは?
鏑丸は見た目の描写から、色素異変のある「アオダイショウ」といわれます。身体に巻き付く姿からも、体長はおよそ1~2mほどで伊黒同様、独特な目つきをしていますね。
伊黒は左目が青緑、右目が黄色のオッドアイで、右目はほとんど見えてないことから、鏑丸は伊黒の視力をカバーする役割を果たしています。
伊黒の白蛇・鏑丸がかわいい?
伊黒は口元を包帯で隠しているので、表情が分かりづらいですね。
一方、鏑丸は伊黒に巻き付くことで、彼の感情を読み取ることができ、ときには同じ反応を示したり、色んな表情を見せてくれるんですよ。
甘露寺は、一般人のおよそ8倍の筋肉があるため食欲も柱一。
一方の伊黒は少食で、3日食事をしなくても大丈夫なほど。蛇も、大人になると1~2週間に1回の食事で十分なので、甘露寺の食べっぷりにはビックリしても仕方ありませんね。
アオダイショウは2ヶ月に1回のペースで脱皮するそうですが…どうやら鏑丸は、脱皮するのがヘタなようで、伊黒に手伝ってもらってます。
上手く脱皮できず困り顔の鏑丸くん、私的には可愛くって大好きです。
無限城で鬼舞辻無惨を倒した後、二人に残された時間はほとんどありません。
ようやく伊黒と甘露寺は、お互いの気持を伝え合い、来世で結ばれることを約束します。そんな二人のあいだで、鏑丸も涙を流し、永遠の別れを惜しんでいました。
鏑丸はカナヲに託されて最後どうなった?
無惨との最終決戦を生き延びた鏑丸は、伊黒と仲の良かった不死川に引き取られ、その後蝶屋敷で会ったカナヲに託されました。
その頃の鏑丸10歳前後、一般的にアオダイショウの寿命は20年とされるので、まだまだこれからというところです。
カナヲに引き取られた理由
主の伊黒がなくなった後の鏑丸は、一旦不死川が預かりますが、「どうしたものか?」と考えてました。そんな時、栗花落カナヲと再会します。
栗花落カナヲは、上弦の弐・童磨戦で終ノ型・彼岸朱眼を使い、右目が見えない状態。
その後、無惨を倒した後に炭治郎が鬼化してしまい、炭治郎を人間に戻す薬を打つため、花の呼吸・終ノ型・彼岸朱眼を繰り出し使い、左目もほとんど見えなくなりました。
そこで不死川は、伊黒の視力をサポートしていた鏑丸を、今度は栗花落カナヲに託しました。
そして最後どうなった?
鬼がいなくなったことで、鬼殺隊は解散します。そして、鬼殺隊の隊士たちは、それぞれの道を歩み始めました。
「鬼殺隊見聞録・弐」によると、カナヲはしのぶさんの家で、立派なお医者さんになっています。もちろん、鏑丸も一緒です。
そして、炭治郎たちは月に一度の定期検診を受け、平和な世界で交流も続いているのでした。
まとめ
鏑丸と伊黒との出会い、そして鏑丸が最後どうなったについて
- 伊黒と鏑丸は鬼殺隊に入隊する前に出会っていた
- 鏑丸は伊黒の死後、不死川からカナヲに託された
- 後に医者となったカナヲといっしょに暮らしている
主を亡くした鏑丸でしたが、鬼がいなくなった世界でカナヲをサポートしながら、幸せな余生を送ったと思われます。
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