『来世は他人がいい』のストーリーは、極道の家で育った二人・染井吉乃と深山霧島が、祖父の無茶振りで婚約させられ、同居を始めるところからスタートします。
吉乃は強い意思を持った女性、一方の霧島は型破りな性格、そんな価値観の違いがメインの二人に加え、中学生時代から吉乃と同居する翔真が絡み、極道の世界を舞台に命がけの三角関係が展開。
ここでは吉乃が最後、誰と結ばれるのか？3つの可能性について考察します。
『来世は他人はがいい』吉乃は霧島と結ばれる？
吉乃にとって霧島は祖父である染井蓮二が決めた縁談相手であり、吉乃は大阪から上京し東京にある霧島の家で暮らすことになります。
祖父同士がある思惑があって決めた縁談とはいえ、「許嫁」という既成事実から考えて、吉乃と霧島が結ばれる可能性は大きいと思います。
霧島と結ばれる可能性は高い？
まず最初に、吉乃と霧島が結ばれるというのが一番可能性が高いと考察。
というのも、霧島は11歳のときに初めて吉乃の存在を知り、彼女と”友だちになりたい”理由で深山萼の家で暮らすようになった、という経緯があります。
そして、霧島は吉乃に会いたい一心で、小学生でありながら小遣いを集め大阪へ一人で向かい、一瞬ですが彼女を見ることが出来ました。この瞬間から霧島は、吉乃のことを思い続けていたと思われます。
それから6年後、霧島のもとに「吉乃」との縁談話が舞い込んできた訳ですから、断る理由無いですよね。
一緒に生活するようになり、吉乃の勝ち気で過激な面を見るたびに、霧島は「自分には吉乃しかいない」という想いを募らせて、「俺以外の男と一緒になってもうまくいかない」と吉乃に言い続けます。
なので、霧島の猛アピールの末に吉乃と結ばれるのではないか？と考察します。
霧島に対する吉乃の気持ち
一方的に見える霧島ですが、さまざまなトラブルに巻き込まれつつ、吉乃も徐々に霧島に対して心を許すようになります。
そしてある事件の後、吉乃は「これから先何があっても、私とアンタだけでどうにかする」と、二人で居ることを覚悟する発言をします。
はじめは霧島の一方的な好意でしたが、吉乃も次第に覚悟を固め、霧島に心を許している様子がうかがえるので、二人が結ばれるのが王道と思われます。
吉乃と翔真が結ばれる可能性は？
吉乃と翔真の関係は、血の繋がりはないものの家族・兄妹のようで、身内としてすでに結ばれてるとも言える関係ですね。
翔真は15歳のときに染井蓮二の養子となり、吉乃（13歳）と家族になりました。それ以来、翔真は吉乃を「大切な存在」として気にしている様子が見られます。
「一生一緒に暮らすのもいいかも」
吉乃はある時、「一生一緒に暮らすのもいいかも」と翔真に告げています。この言葉は、すでに翔真と一緒に暮らしていたので、”家族として”見ているからと思われます。
だとすると、吉乃から見て翔真は身内の人間で、恋愛対象からは外れていると考えられますが…
翔真は常に、吉乃の気持ちを第一に考えて行動しています。なので、吉乃と翔真が結ばれるかどうか？は翔真の気持ち次第かもしれません。
ただ、翔真は主人公に次ぐメインキャラで、吉乃とは血の繋がらない家族として登場以来、霧島以上に読者からの人気が出るほどなので、是非吉乃と結ばれて欲しいという個人的な願望はありますが…
吉乃は誰と結ばれる？3つ目の可能性
可能性は低いと考えられますが、吉乃は誰とも結ばれないというパターン。
霧島は蓮二から許嫁の話を持ち出されたとき、「いっぺん引き受けるって決めたら、もう逃げられへんぞ。吉乃が死ぬときは、お前が死ぬときやと思え」と言われてます。
実際、吉乃は何度も危険な目に会い、それを霧島が助けています。翔真も同様、吉乃のためなら命を捨てても良いと覚悟している様子が伺えます。
なので、あって欲しくない展開ですが、霧島あるいは翔真が死んでしまったら…たとえどちらかが生き延びたとしても、吉乃は誰とも結ばれず1人で生きていくと考えられます。
まとめ
『来世は他人がいい』の作者、小西明日翔さんによると
『来世は他人がいい』に関しては、主人公の吉乃と霧島が結ばれることを予言しているとか、最後に登場人物の誰かがこの台詞を言うのではとか、タイトルからいろいろなことを読者の方に予想していただくのですが、現段階ではそういった意味は含ませていません。
霧島も翔真も、ほかの女性など目に入らないほど、吉乃のことを大切に思っているものの…二人とも、常に彼女がいたり女遊びが激しいところがあり、吉乃もそれを承知していますね。
吉乃・霧島・翔真の三角関係は今後どんな展開になるのか？楽しみですね。
『来世は他人がいい』は、2024年10月からテレビアニメが放送開始、こちらも是非楽しみにしていてください。
