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ハリーポッターと賢者の石で透明マントは誰がくれた?送り主や最後どうなったかも

ハリーポッターと賢者の石の後半、ハリーのもとにクリスマスプレゼントとして「透明マント」が届きますが、これは魔法学校の校長であるダンブルドアが送ったものです。

プレゼントには「君のお父さんから預かっていたものだ 君に返すときが来た 上手に使いなさい」という手紙が添えられてますが、名前はありません。

ですがその手紙に書かれた文字は、ダンブルドアの筆跡であることがわかります。

ここでは、ハリーポッター賢者の石の中で、ハリーに透明マントの送り主と最後、透明マントがどうなったかについて解説します。

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ハリーポッターと賢者の石で透明マントは誰がくれた?

魔法学校に入学してから迎えたクリスマスの朝、ハリーのもとに1つのクリスマスプレゼントが届いてました。

はじめてプレゼントをもらい喜ぶハリー、プレゼントには1通の手紙が添えられてましたが、送り主の名前はありません。

クリスマスプレゼントの送り主

手紙には「君のお父さんから預かっていたものだ 君に返すときが来た 上手に使いなさい」とだけ書かれています。

手紙に書かれた文字を見ると、細長い特徴的な文字、それはダンブルドアの筆跡でした。

またプレゼントの送り主は手紙の中で、「君のお父さんから預かっていた」とありますね。

つまり、ハリーポッターの父、ジャームズと面識があり信頼されていた人物といえば、ダンブルドアであると推測できます。

なぜダンブルドアは透明マントを送ったのか?

クリスマスの少し前、魔法学校では箒に乗って対戦するスポーツ競技、クィディッチの試合が行われました。この試合は、ハリーがクィディッチ選手としてのデビュー戦。ですが試合中、ハリーは箒に魔法をかけられ殺されそうになります。

ダンブルドアもこの試合を観戦していました。

このとき、ハリーの身に危険が近づいていることを察し、「君に返すときが来た」と感じて、クリスマスプレゼントとして「透明マント」を送ったと考えられます。

透明マントは最後どうなった?

ハリーはこの透明マントを父親から受け継ぎ、必要な場面で姿を消すために使います。

最初は、プレゼントを受け取ってすぐのこと。賢者の石に関係する人物、ニコラス・フラメルについて調べるため、生徒には「閲覧禁止」されてる棚に近づくために、透明マントを使います。

この場所に侵入するには、寮の管理人であるフィルチに見つからないようにしなければなりませんからね。

そして、次に透明マントを使うのは、賢者の石が隠されているとされる「秘密の部屋」に忍び込むときです。この場所も、「生徒は近づいてはいけない」と禁止されてるため、誰にも姿を見られるわけにはいきません。

このとき透明マントには、ハリー・ロン・ハーマイオニーの3人で隠れ、「秘密の部屋」の入り口までたどり着くことができました。

透明マントの正体とは?

ハリーポッターと賢者の石の中で、透明マントはプレゼントとしてハリーに贈られますが、本来はハリーが受け継ぐべきものでした。

透明マントの由来

透明マントは魔法族の間で代々、語り継がれた童話集「吟遊詩人ビードルの物語」の中に含まれる、「三人兄弟の物語」に登場します。

映画の中でロンは、ハリーがプレゼントの透明マントを羽織り体が消えるのを見て、「ボクそれ知ってるよ!それ透明マントだよ!それ滅多にないよ」と言います。

ロンは魔法界で、純血家系の両親から生まれ育った生粋の魔法使い。小さい頃に「三人兄弟の物語」の話を聞いていたから、透明マントを知っていたのかもしれませんね。

「三人兄弟の物語」の中では、三番目の弟が透明マントを手に入れますが、この人はハリーポッターの先祖にあたる人物。

つまり、「三人兄弟の物語」は、単なるおとぎ話ではなかったんですね。

「三人兄弟の物語」とは?

物語の主人公は、13世紀の初頭イギリスのゴドリックの谷に住んでいた魔法使い、アンチオク・カドマス・イグノタスの3人兄弟がモデルとされています。

曲りくねった寂しい道を旅していた3人の兄弟が、泳いで渡ることのできない危険な川に魔法で橋をかけた。しかし半分ほど渡ったところで、『死』が現れて3人に語りかけた。兄弟たちがまんまと危険を回避したことに腹を立てていた『死』は、策を巡らし、3人にそれぞれ褒美をやると告げた。

1番上の兄は戦闘好きだったため、決闘すれば必ず持ち主が勝つような強力な杖を求め、『死』からニワトリの杖を与えられた。

傲慢な2番目の兄は『死』をさらに辱めたいと考え、人々を生き返らせる力を求め、死者を呼び戻す力のある石(蘇りの石)を与えられた。

謙虚で賢い3番目の弟は『死』から逃れる手段を求め、透明マントを与えられた。

(中略)

やがて3番目の弟は高齢になり、透明マントを息子に受け継がせた後、『死』を古い友人として迎え入れ、自らの意志でこの世を去っていった。

ハリー・ポッター Wikiより)

長男であるアンチオクが所有する「ニワトリの杖」は、後にアルパス・ダンブルドアが持ち主となり、彼の死後、墓に戻されることになりました。

次男のカドマスが所有する「蘇りの石」は、やがてゴーント家のものとなり、トム・リドルへと受け継がれ、トムによって彼の分霊箱の一つになります。後に蘇りの石は、ダンブルドアに発見されハリーポッターに譲渡されますが、禁じられた森で失われました。

三男イグノタスの透明マントも子孫へと受け継がれようになり、イオランテ・ペベレル(女性)の代からポッター家の所有物となり、ハリーにたどり着きます。

これら「三兄弟の物語」に登場する「ニワトリの杖」「蘇りの石」「透明マント」は、死の秘宝と呼ばれ、後のハリーポッターシリーズの中で明らかにされます。

まとめ

ハリーポッターと賢者の石の中で、ハリーに「透明マント」をくれたのは、魔法学校の校長であるダンブルドアです。

その理由は2つ

  1. 透明マントに添えられてた手紙の筆跡が、ダンブルドアのものだった
  2. 手紙の中で「君のお父さんから預かっていたものだ」と書かれていました。ハリーの父親であるジェームスと面識があり、信頼していた相手として、ダンブルドアだと考えられるから

その後、透明マントはハリーが受け継ぎ、姿を消す手段として使うことになります。

透明マントは、ハリーポッターシリーズの中で何度か登場する重要なアイテムなので、注意して見てみてください。

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