「魔法使いプリキュア!」は、2016年に放送されたプリキュアシリーズ13作目。
主人公の朝日奈みらいと十六夜リコの2人、通称「みらリコ」の関係性が、視聴者の間で「重い」「百合百合しい」と言われることがあります。
そこで今回は、みらリコの二人の関係について、ほんとうのところはどうなのか?実際のエピソードを交えながら、二人の絆について考察してみましょう!
みらリコは重い?二人の特殊な関係とは?
みらいとリコの関係を特別なものにしている要因は
- 2人揃わないとプリキュアに変身できないという設定
- 二人の性格が正反対であること
特殊な関係:二人揃わないと変身できない
これは、初代「ふたりはプリキュア」の伝統を受け継ぐ形となっています。この設定により、2人は常に一緒にいなきゃいけないわけですから、絆が深まるのも当然かも知れませんね。
性格は正反対?人懐っこいみらいvs人い知りなリコ
みらいとリコは性格が正反対です。人懐っこくて積極的なみらいに対し、リコは人見知りで深い付き合いが苦手。
そんなみらいの明るさに引き寄せられるように、リコの心は少しずつ開かれていきます。リコにとって、みらいは初めての本当の友人で特別な存在になりました。
関係性の深まりは、互いの呼び方にも表れています。
当初、リコはみらいのことを「あなた」と呼んでいましたが、徐々に「みらい」と名前で呼ぶようになり、2人の距離が縮まったことを表現してましたね。
みらリコが重い・百合百合しいと言われるエピソード
みらいとリコの関係が「重い」とか「百合百合しい」って言われる理由は、アニメや漫画の中に、そう思わせるようなエピソードがいくつかあります。
一つ屋根の下で暮らすことになる展開
物語が進むにつれ、みらいとリコは一つ屋根の下で暮らすことになります。これにより、2人の関係はさらに密接になっていきます。
みらいの「お母さん発言」
第23話では、みらいがリコに向かって「お母さん」と呼びかけるシーンがあります。
この発言は、2人の関係が単なる友人を超えた特別なものであることを示唆しており、多くのファンの間で話題となりました。
漫画版での描写
アニメ版以上に2人の関係性が濃密に描かれているのが漫画版です。
特に、リコが病気になったみらいに口移しで薬を飲ませるシーンは、2人の関係の「重さ」を象徴する出来事として注目されました。
プリキュア史上、女の子同士でキスしたのはみらい&リコ、みらい&ことは、(みらい&モフルン)だけなんですよ。
ファンの反応と解釈
これらのエピソードを受けて、多くのファンがみらいとリコを「百合カップル」として解釈するようになりました。
公式では明確に恋愛関係とは描かれていませんが、2人の絆の深さや互いへの依存度の高さから、そのような見方が生まれたようです。
みらいとリコの関係性は確かに「重い」と言えるかもしれません。でも、それは二人の絆の深さや互いへの信頼の表れでもあるんです。
「百合百合しい」という解釈も、二人の関係性の特別さを物語っているのかもしれませんね。
まとめ
「魔法使いプリキュア!」のみらいとリコの関係は、プリキュアシリーズの中でも特異な位置を占めています。公式の描写は友情の域を出ていませんが、その濃密さゆえに「重い」「百合カップル」と見られることもあります。
2人の関係性は、視聴者それぞれの解釈に委ねられている部分が大きいですが、年齢や性別を問わず多くの人に「互いを大切に思い、支え合うこと」のメッセージが込められてると言えるでしょう。
2025年1月からは、「魔法つかいプリキュア!!~MIRAI DAYS~」が放送開始。大人になったみらいとリコがその後どうなったのか?楽しみにしていてください!