旅行代理店に務める独身の主人公・大原拓哉と本城寺莉香は、独身者優先とされる海外派遣を逃れるため、ウソ婚を計画。
そんな二人のもとに、非通知で「脅迫電話」とも取れる電話がかかってきます。
電話の相手は、二人の結婚が嘘だと気付いており、海外派遣の話も知っていたことから、おそらく社内の人間だと推測できます。
ここでは、大原拓哉と本城寺莉香にかかってきた非通知電話の犯人とその目的、もう一人不審な人物について調べてみました。
『結婚するって本当ですか』脅迫電話は誰から?
はじめに脅迫電話があったのは拓也。その後、莉香にも非通知設定の電話がありました。どちらも個人の携帯と思われ、二人の番号を知ってる人物といえば、社内の人間が怪しいですね。
脅迫電話の犯人は伊槻
拓也と莉香に非通知で電話してきたのは、同僚の伊槻佳祐でした。
社内で独身者優先の海外派遣話が発表されると、独身の彼は「まー、オレは大丈夫だけどな。オレ、営業のエースだよ。オレでこの支店持ってるんだ」と、自信たっぷりに話してましたが?
強気な性格から、そう言ったものの、内心は不安だったのかもしれませんね。
伊槻の目的はラーメン?
伊槻は大のラーメン好き、将来的にはラーメン店を開くことを目指しているほど。なので、「海外に行くとラーメンが食べれない」という理由から、絶対に海外派遣は避けたかったようです。
そんなタイミングで、拓也と莉香の結婚話、独身者2人が抜けては不味い状況。
ですが佳祐は二人の結婚話がウソであると見抜き、そのことを暴露してどちらかに、海外派遣の候補者になってもらおう目論んだようです。
もう一人の不審人物とは?
拓也と莉香に非通知電話をしていたのは、伊槻佳祐でしたがもう一人、何度も電話をかけていた不審人物がいます。
不審人物は小宮夏海
小宮夏海は、拓也と莉香の同僚で、明るくて男性とも気兼ねなく話ができる、親しみやすい性格の女性。
彼女は莉香の母親・律に頼まれ、拓也と莉香の関係を探り、スパイとして律に報告していました。
小宮夏海と律人の関係とは
夏海は律のことを「もう一人のお母さんみたい」というほど、彼女のことを信頼していました。
夏海の実家は老舗の醤油製造蔵ですが経営が傾き、それを救ってくれたのが、コンサルタントの律でした。
律は、小宮醤油を「しょうゆ食堂」として立て直し、今では2号店がオープンするほどまでに成功させていたのです。
また夏海がグレていた若い頃、律と出会うことで、彼女自身も自立した女性に成長できた恩があったようです。
夏海は律のことを身内のように信頼し、その気持ちを理解していたので、莉香とのすれ違いをなんとかしようと思ったのかもしれませんね。
まとめ
今回は、『結婚するって、本当ですか』の主人公・拓也と莉香に非通知電話をかけた人物と、不審人物について調べてみました。
- 拓也と莉香に非通知で電話していたのは同僚の伊槻佳祐
- 佳祐は「海外に行くとラーメンが食べれない」ことを理由に、拓也と莉香の結婚がウソであることを暴露し、どちらかに海外派遣させることが目的
- 佳祐以外にも夏海が不審な動きをしていた
- 彼女は莉香の母親・律の依頼で拓也と莉香の様子をスパイしていた
- 夏海と律は昔からの知り合いだった
旅行代理店で働く拓也と莉香は、独身者優先で海外派遣されるかもしれない状況になり、それを阻止するため「ウソ婚」を計画。順調にスタートするはずだった計画は、次第に周囲を巻き込み、思わぬ展開へと進んでいきます。
『結婚するって、本当ですか』は、人と関わることが苦手だった拓也と莉香が、同変化していくのかが楽しめる作品です。
2024年10月からはテレビアニメが放送開始、こちらも楽しみに見てみてください!